HTC、Andoid初の64bitスマートフォン「Desire 510」を発表

» 2014年08月28日 11時59分 公開
[ITmedia]

 台湾HTCは8月26日、Android端末としては初の64bitプロセッサー搭載スマートフォン「HTC Desire 510」を発表した。向こう数カ月中に北米で発売する。価格や日本で発売するかどうかは不明だ。

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 同端末は米Qualcommが昨年12月に発表したSnapdragon 410(1.2GHzクアッドコア)を搭載する。Qualcommは64bit対応のこのプロセッサを発表した際、搭載スマートフォンの実売予想価格は、LTE対応モデルで150ドル以下になるとしていた。

 htc 2 Qualcomm Snapdragon 410

 Desire 510のプロセッサ以外のスペックはDesireシリーズらしいミドルレンジ。ディスプレイは4.7型で、カメラは500万画素と30万画素、バッテリーは2100mAhだ。

 現行のAndroid OS(バージョン4.4、コードネーム:KitKat)は64bitをサポートしないが、今秋公開とみられる次期Android(コードネーム:L)は64bit ABIsもサポートし、Javaで作成されたアプリは、特別な変更をすることなく64ビットアーキテクチャで動作する。

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「HTC Desire 510」の主な仕様
機種名 HTC Desire 510
OS Android(バージョン不明)
ディスプレイ 4.7インチ FWVFA(480×854、208ppi)
CPU Qualcomm Snapdragon 410(1.2GHzクアッドコア)
RAM 1Gバイト
ストレージ 8Gバイト
外部メモリ microSD(最大128Gバイト)
メインカメラ 500万画素
インカメラ 30万画素
サイズ 139.9×69.8×9.99ミリ
重さ 158グラム
バッテリー容量 2100mAh(脱着可能)
ネットワーク LTE対応
白、紺、グレイ、黒

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