台湾HTCは8月26日、Android端末としては初の64bitプロセッサー搭載スマートフォン「HTC Desire 510」を発表した。向こう数カ月中に北米で発売する。価格や日本で発売するかどうかは不明だ。
同端末は米Qualcommが昨年12月に発表したSnapdragon 410(1.2GHzクアッドコア)を搭載する。Qualcommは64bit対応のこのプロセッサを発表した際、搭載スマートフォンの実売予想価格は、LTE対応モデルで150ドル以下になるとしていた。
Desire 510のプロセッサ以外のスペックはDesireシリーズらしいミドルレンジ。ディスプレイは4.7型で、カメラは500万画素と30万画素、バッテリーは2100mAhだ。
現行のAndroid OS(バージョン4.4、コードネーム:KitKat)は64bitをサポートしないが、今秋公開とみられる次期Android(コードネーム:L)は64bit ABIsもサポートし、Javaで作成されたアプリは、特別な変更をすることなく64ビットアーキテクチャで動作する。
機種名 | HTC Desire 510 |
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OS | Android(バージョン不明) |
ディスプレイ | 4.7インチ FWVFA(480×854、208ppi) |
CPU | Qualcomm Snapdragon 410(1.2GHzクアッドコア) |
RAM | 1Gバイト |
ストレージ | 8Gバイト |
外部メモリ | microSD(最大128Gバイト) |
メインカメラ | 500万画素 |
インカメラ | 30万画素 |
サイズ | 139.9×69.8×9.99ミリ |
重さ | 158グラム |
バッテリー容量 | 2100mAh(脱着可能) |
ネットワーク | LTE対応 |
色 | 白、紺、グレイ、黒 |
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