番号ポータビリティ(MNP)契約などで行われていた“実質0円”販売が、総務省による携帯料金値下げと端末販売価格適正化の要請を受け3キャリアすべてで1月末に終了した。今週のランキングは、実質0円販売終了後初めての集計となる。1位から4位まで「iPhone 6s」が並び、iPhone強しの状況ではあるものの、先週まで上位を賑わせていた「iPhone 6」の多くが姿を消し、あるいは順位を大きく下げた。「iPhone 6」が実質0円販売の目玉端末として使われていたことの影響だろう。1月末に駆け込み需要があったことの反動で、auは2月に入って来店者が2割減少したと報告している。端末の販売数も全体的に下がったと見られる。影響が落ち着くまで、ランキングの変動はしばらく続きそうだ。
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