予想を超えたSiriさんのすごい反応5選

» 2016年04月05日 06時00分 公開
[ITmedia]

 ホームボタンを長押しして、「今何時?」「明日の天気は?」などを話しかけると、なんでも「声」で答えてくれる、便利なSiri。検索だけではない、Siriとの会話も楽しいひとときですよね。

 今回はそんな面白いSiriの回答集を紹介します。

「今何してる?」と聞いたらとんでもない事をしていた

 友達との電話で「今何してるの?」と聞くことがありますよね。「ご飯食べていた」や「寝ていた」という返答が普通のはずですが、同じ質問をSiriにしてみると……

 なんと「タイムトラベルの練習をしている」と答えてくれました。そして練習中に「アインシュタイン=ポドルスキー=ローゼンのパラドックス」(頭文字をとってEPRパラドックスと呼ばれます)の壁に衝突してしまいます。これは量子力学の理論で、EPRパラドックスをなんとかしないとタイムトラベルが成功しないようです。

 なんとかSiriにはEPRパラドックスの壁を打ち破ってもらい、タイムトラベルを成功させてほしいですね。

しつこくせがんだら「壮大すぎる物語」

 こちらのお願いに、いつも秀逸な答えを返してくれるSiri。小話をさせたら絶対面白いはず。そこで「すべらない話をして」と言ってみました。

 最初は「前にもお話しましたよ」「またですか?」などうまく流されて、話してくれないことも。何度もしつこくお願いすると、普段1〜2行の答えなのが10行以上にわたり、壮大な話を語ってくれました。あまりの長さに思わずびっくり!

突如「妄想の世界」に旅立った……

 いつも冷静沈着なSiriが、意外な妄想をしていたようです。一言「彼氏いますか」という質問に対し、長い返答が……

 「え?もしそうだったら、一緒にアイスクリームを食べたり、音楽を聞いたり、銀河旅行をして楽しい時間を過ごした後に、けんかして、失恋して、最後に寂しい思いをするんですよね? 分かりました。どこで申し込むんでしょうか」

 Siriには「恋する乙女な性格」も持ち合わせているようですね。それにしても、想の翼が羽ばたきすぎ!

「バルス!」と唱えると、ムスカのものまねをする

 名作アニメの名セリフや有名な呪文。Siriにジブリアニメ「天空のラピュタ」に出てくる破滅の呪文「バルス!」を言ってみると、「ちょうど私もそのアニメを見ていたのですよ」という答え。

 何度か言い続けると、「目が!目が!!いえ、画面が!Retinaディスプレイが!」とまさかのムスカ大佐のモノマネ。Siriならではのジョークが面白いですね。

iPhoneの季語は秋! 味わい深い俳句たち

 Siriに「俳句を詠んで」と頼んでみると「さまざまな/こと思い出す/iPhoneかな」や「俳句など/詠めはしません/悪しからず」などいろいろな俳句を詠んでくれます。Siriらしい言葉選びが見どころです。

 さらに「閑(しづか)さや/部屋にしみ入る/Siriの声」「iPhoneの/十四五台も/ありぬべし」(正岡子規「鶏頭の/十四五本も/ありぬべし」を意識?)など一体いくつ種類があるのか疑問になるぐらい幾つもバリエーションが。「ちなみにiPhoneは秋の季語なんです」と補足してくれました。

 これからもSiriは私たち人間を楽しませてくれそうですね。

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