コラム
» 2016年05月13日 19時31分 UPDATE

ふぉーんなハナシ:母の日に初任給で格安スマホをプレゼントして気付いたこと (1/2)

晴れて新社会人となった。ITmediaに入社したガジェット好きが、母の日に格安スマホを贈った話を紹介したい。

[森田創,ITmedia]

 先日、新入社員の私は、初任給で母の日のプレゼントとしてSIMロックフリースマートフォン(格安スマホ)を購入した。読者の中にも親に格安スマホを買ってあげようと思っている人もいるのではないだろうか。

 実は、私の母は以前から格安スマホユーザーだったので、「格安スマホから格安スマホへ機種変更」をすることになる。初めて格安スマホを買ってあげたときの体験も含め、これらのシチュエーションで気を付けるべきポイントや気付いたことをまとめてみた。

プリオリ 母の新スマホ。FREETELの「Priori 3S LTE」

初めてのスマホはお手頃価格の「iPhone 4S」

 母はテクノロジーに明るくなく、昔はガラケーを使っていたが、私がスマホを使っていたのを見て「面白そうだし私もスマホにしたい」と言っていた。ただ、「ケータイに高い料金を払うのはバカらしい」と、すでにスマホユーザーだった私や父の月額料金に疑問を持っていた。

 2012年9月、ソフトバンクが「iPhone 5」を発売して、同時に旧機種の「iPhone 4S」が在庫処分セール状態に。当然のように母は飛びついた。

 端末代金も0円だし、さらにキャッシュバックでパケット代が安くなるタイミングだったので、ついに念願のスマホをゲットした。月3000円台でiPhoneを運用できるとあって、母はとても満足そうにしていた。

 母にとって、スマホ選びで最も大事なことは「安さ」であり、端末はそこそこのスペックであればなんでもいいようだ。そんなに困窮しているわけでもないのになぜ安さにこだわるのか、ガジェット好きの私にはいまいち理解できない。

iPhone 4S 「iPhone 4S」

 その後、iPhone 4Sにしてから2年が経ち、キャッシュバックが切れるので3000円台運用ができなくなったとき、なんと母は自力で格安スマホを見つけてきた。当時はまだ格安スマホという概念そのものが薄かっただけに、よく見つけてきたなと感心した。

 安さを追求する主婦の勘は鋭い。BIGLOBEの高速データ通信2GB+音声通話プランのSIMと、Androidスマホ「ALCATEL ONETOUCH IDOL 2 S」の端末割賦代金の合計で月々の料金は2980円(税別)。毎月の通信量がさほど多いわけでもない母にはこのプランで十分であり、都合がよかったので契約した。

 MNP(携帯電話番号ポータビリティ)なので電話番号は変わらないが、契約で面倒なのがアドレスの変更やアドレス帳など各種データの移行だ。大手キャリアのように専用サービスを提供しているわけではないので、全て自分でやる必要がある。

 ただ、これはクラウドサービスを使えば割と簡単だ。自分が機械音痴だからといって、格安スマホへの変更を恐れる必要はない。近しい人が1人でもスマホの扱いに慣れていれば、移行はスムーズに進む。

 連絡先はiPhone 4Sのアドレス帳をGoogleアカウントと同期させることで、新しい端末に移行できる。以前のメールアドレス(@softbank.ne.jp)は使えなくなってしまうので、これを機にGmailを使い始めた。通知も、Googleアカウントで同期した連絡先に一斉送信するだけ。

 もちろん、母にとっては簡単ではないので、私も手伝ったが、特に問題なく移行できた。ALCATEL ONETOUCH IDOL 2 Sは特段スペックが高いわけではないので、iPhoneと比べれば操作性がやや気になり、モッサリと動作する印象だ。

 しかし、母にとっては多少のモッサリ感など気になることではなく、電話とメールとLINE、そしてちょっとした2Dゲームができればそれでよいようだ。最初はiPhoneとAndroidの違いに戸惑っていたものの、使い慣れてしまえば特に不満はない様子だった。

アルカテル イオンスマホ「ALCATEL ONETOUCH IDOL 2 S」

 ALCATEL ONETOUCH IDOL 2 Sにしてから1年半が経ったのだが、今度は母が「バッテリーが持たなくなってきたから端末を変えたい」と言ってきた。折しも母の日が近く、せっかくなので初任給で母に格安スマホをプレゼントすることにしたのだ。

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