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» 2016年07月26日 06時00分 UPDATE

SIM通:中古スマホに潜むリスクから守ってくれる赤ロム保証とは

中古端末に潜む「赤ロム問題」。そして、そのリスクから購入者を守る「赤ロム保証」について解説します。

[SIM通]
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 中古携帯ショップでは「赤ロム保証」を提供する動きが見られるようになりました。例えば、ゲオモバイルで購入したすべての中古スマホ・タブレット・フィーチャーフォンに無料でこの保証を提供しています。では、この赤ロム保証とは一体どういったものなのでしょうか。

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 ドコモやKDDI、ソフトバンクなどでスマホやタブレットを購入する際、割賦払い(分割)で契約した端末の代金は24ヵ月(もしくは12ヵ月)に分けて支払うのが一般的ではないでしょうか。24回払いで契約したものの、完済する前にキャリアとの通信契約を解約しても、残っている支払額(残債)は当然ながらその支払いを済ませる義務があります。

中古端末は通信の利用制限を受けるリスクがある

中古スマホに潜むリスクとは

 支払いの滞りが続いた場合には、その端末に対してキャリアによる利用制限措置がとられます。具体的には、端末に遠隔ロックがかかり、ディスプレイ上のアンテナマークが赤色に変化。通信サービスが使用できなくなります。

 この状態の端末を「赤ロム」と呼ばれています。 また、一括払いの購入や割賦での端末代金の支払いが終えていたとしても、基本使用料や月々の通信料金を支払いが滞っていると、同様に遠隔ロックがかかり通信ができなくなってしまいます。

 ここで厄介なのが中古端末です。中古ショップで販売している端末は前所有者が割賦払いを済ませていないものだったり、前所有者がその端末を契約した回線で基本料金などの支払いを延滞していたり、といった可能性があります。業界では赤ロム端末は買取前にチェックをしているため、1%もないと言われていますがゼロではありません。つまり、中古端末を購入するときには赤ロムのリスクを多少考慮する必要ではないでしょうか。

「赤ロム保証」でもしもの場合に備える

 キャリア側では専用サイトで端末の利用制限の有無を確認できるようになっていて、中古端末の値札には「△」や「×」といったマークが記載されるようになっています。「◯」ならば問題がない端末で、△は利用制限の可能性があるもの、×は利用制限中であるという意味です。

 中古端末を品定めする際にはこういった利用制限のマークに注意し、◯のものを選ぶようにしましょう。 とはいえ、中古端末を買う消費者はこれによって赤ロムの被害から100%防げるといったものではなく、前利用者の利用状況から意図せず中古端末に利用制限措置がキャリアによって取られることもあります。

赤ロム問題で心強い味方となる「赤ロム保証」

 そうした赤ロム問題で心強い味方となるのが「赤ロム保証」です。

 赤ロム保証を実施している店舗の1つであるゲオモバイルでは、ゲオモバイル各店で購入した中古端末に、もしも赤ロム状態(通信の利用制限)が生じた場合には交換もしくは返金に応じるとしています。赤ロム保証は無料で自動的に加入でき、保証期限は無期限とのこと。購入した店頭にレシートと販売証明書を持参すれば、交換・返金対応してくれます。これなら中古端末を求める消費者も安心ですね。

 中古スマホを購入するときには価格やキズの状態だけについ目が行きがちですが、赤ロム保証の有無も購入時の判断材料にしてみてもいいかもしれませんね。

(文:アスカ)

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