田中 皆さん、ありがとうございました。
最後にITmedia Mobile編集部の配点ですが、皆さんと似ています。
HUAWEI P9に10点入れました。今年(2016年)はスマホのカメラが一段上のレベルに上がったのが印象的でしたが、なかでも筆頭がP9です。モノクロセンサー、ワイドアパーチャを皆さんが評価していましたが、肌色がきれいで血色がよく、健康的に見えるのがP9かな、と思っています。太田さんやすずまりさんの話にもありましたがユーザーのライフスタイルを変える、カメラにそこまでパワーがある、という点で評価しました。
Galaxy S7 edgeとiPhone 7 Plusは5点。同じくらいのインパクトと捉えました。S7 edgeは全部入りで5.5型でも持ちやすい。7 Plusは大画面が浸透しているなか、FeliCaと防水対応、デュアルカメラと、皆さんと同じ評価ですね。
Xperia XZとiPhone 7は本来であれば日本のユーザーのストライクゾーンなのですが、今年は例年以上のインパクトがなく2点に抑えました。
arrows M03はSIMロックフリーでリーズナブル、おサイフケータイも使える、と考えていくと1点はあげたい、という思いですね。
石野氏 山根さんの点数がまだとはいえ、Xperia XZが審査会では合計5点ですか。時代が変わったと感じますね……。
田中 2015年まででは考えられないですね。市場の売れ行きとわれわれの評価は違うとはいえ……。
村元氏 ですが、よくよく見てみるとHuaweiとサムスンとAppleという世界の3強が、そのまま1位、2位、3位となっている。
一同 あー(どよめき)。
石野氏 われわれも「グローバル志向」になっているのかもしれませんね。
島氏 キャッシュバックがあれば、XperiaやGalaxyにも点数をつけやすいのですけどね。
一同 (笑)。
田中氏 結局値段ですか。
石野氏 それにしても、P9は例年にない圧勝ですね。
村元氏 P9にはここいる全員が点数を入れていますからね。
太田氏 ここまでiPhoneの点数が低い年も、今までなかったですよね。
佐野氏 2機種あるから割れているというのもあるものの……。
房野氏 2機種足しても1位(P9)に届かないですからね。
石川氏 3年間同じデザイン、というのは厳しかったかな。
田中 いつもは2位との差がギリギリくらいだったりするのですが。山根さんがいないのにほとんど決まっていますよね。
一同 (笑)。
田中 今回は皆さん遅くまでありがとうございました。
以上の結果と山根氏の点数を合算した結果、「スマートフォン・オブ・ザ・イヤー2016」に輝いたのは「HUAWEI P9」となりました。2位の「Galaxy S7 edge」に49点差を付けてのダントツの1位です。
HUAWEI P9はライカと共同開発したダブルレンズカメラが好評だったことはもちろん、ボディーの質感、コストパフォーマンスの良さなど、いろいろな側面から評価を集めました。
なお、ベスト10の得点は以下の通りです。
第1位 HUAWEI P9(98点)
第2位 Galaxy S7 edge(49点)
第3位 iPhone 7 Plus(39点)
第4位 honor 8(31点)
第5位 iPhone 7(19点)
第6位 Moto Z(12点)
第7位 ロボホン(10点)
第8位 ZenFone 3(8点)
第9位 Xperia XZ(5点)
第10位 arrows M03(4点)
2017年は、どのようなスマートフォンが私たちを楽しませてくれるのでしょうか? 楽しみですね!
「アスキースマホ総研」でも、2016年のベストスマホを決定する「スマートフォン・オブ・ザ・イヤー2016」を開催しました。ASCII.jpの「ASCII倶楽部」で、その時の模様を楽しむことができます。
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