続いてソフトウェアも見ていこう。まずは端末の起動画面。L-06D JOJOでは防水の警告画面で「ゲブ神」(第3部の敵キャラ、ンドゥールの水を使ったスタンド)が登場したが、JOJO L-02Kではこれが「アクアネックレス」(第4部の敵キャラ、片桐安十郎の液体を媒介にするスタンド)に変更されている。アクアネックレスは、その名前とは裏腹にスタンドも本体(操る人物)もおぞましいが、その様子もしっかりと表現されている。うっかり水滴が付いたらスタンド攻撃を受けそうである。
テーマは第1部〜8部をそろえた8つに、「オールスター」と「ブラック&ホワイト」を加えた計10種類を用意。ホーム画面を切り替えるごとに壁紙が変わる。さらに、原作のイラストに手を加え、ホーム画面にアクセスするたびに壁紙の背景やキャラクターが変化する仕掛けも用意。ゴールド・エクスペリエンス・レクイエムの攻撃を受け、ひたすらスマホのホーム画面を繰り返し見てしまい、スマホを操作するという真実に到達できなさそうである。
「マチキャラ」は、L-06D JOJOのイギーに代わってセックス・ピストルズが登場。ピストルズは6人いるが、互いにけんかをするシーンもあるそう。
バッテリー残量を示すウィジェットとして、L-06D JOJOと同じく「レッドホットチリペッパー」(第4部の敵キャラ、音石明の電気を操るスタンド)が登場するが、見せ方を変えた。L-06D JOJOではマンガのコマをそのまま切り取ったような形だったが、JOJO L-02Kでは背景にバッテリーのアイコンを加えて、よりウィジェットらしくなっている。
新システムの「擬音モード」では、マナーモード中に通知が来ると、「ゴゴゴ」「トウルルルルーッ」など原作で使われていた描き文字の擬音が画面に現れる。ジョジョの世界観を壊さないよう、あえて音は出さないようにしているので、電話を掛けるときや着信を受けたときは、ドッピオのように自分で「トウルルルルーッ」と言おう。
その他、スタンプとしても使えるメイシーンの画像や名言変換辞書、名シーンのセリフを入れ替えられる「JOJOエディター」、被写体の背景にスタンドを写せるカメラアプリ、歩数に応じて「STEEL BALL RUNレース」のコースを仮想体験できるアプリも、ファンにとっては「よだれ ずびっ!」のコンテンツだ。
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