楽天モバイルが仙台にYogiboコラボ店をオープン 今後の店舗展開は?

» 2018年02月21日 19時43分 公開
[島徹ITmedia]

 楽天モバイルが2018年2月21日に「楽天モバイル 仙台駅前」をオープン。これに合わせて、今後の店舗展開についての方針を発表した。

 新たにオープンした楽天モバイル 仙台駅前は、人気のビーズソファ「Yogibo」のショールームが併設したコラボショップとなる。楽天モバイルの契約や端末購入の待ち時間に、Yogiboのソファーを試して実際に楽天市場のショップで注文できる体験型のO2O(Online to Offline)型店舗となっている。

楽天モバイル 「楽天モバイル 仙台駅前」仙台駅西口すぐのEDEN内にオープンした
楽天モバイル 店内では、楽天モバイルを対面で契約できる。取り扱いスマートフォンやアクセサリーも実際に試せる
楽天モバイル コラボショップとして、Yogiboのソファを体験できるショールームも併設する

 今回の「楽天モバイル 仙台駅前」は、以前に仙台駅前に出店した店舗が、1年前に入居先の百貨店が突然閉店し撤退を余儀なくされた末に再出店した形となる。こういった経緯もあり、楽天 執行役員 楽天モバイル事業の大尾嘉宏人氏は「すごく待ち遠しかった。仙台の地に、東北楽天イーグルスの地にお店を作りたかった。オリジナリティーある店舗の第1弾をYogibo様と出店できたことは大変うれしく思っている」と語った。

楽天モバイル オープニングイベントでは、楽天 執行役員 楽天モバイル事業 大尾嘉宏人氏、Yogibo Japan取締役 岸村大安氏、モーニング娘OGの高橋愛さんが登場
楽天モバイル 楽天株式会社 執行役員 楽天モバイル事業 大尾嘉宏人氏

 楽天モバイルの1月現在の加入者数は150万契約となり、店舗は全国45都道府県に191店舗を出店している。また、店舗数の増加に伴い、店舗申し込みの比率がオンライン申し込みを上回った。2016年は37店舗で店舗契約は24%だったが、2018年1月では181店舗となり、店舗申し込みが半数超えの53%に達している。

楽天モバイル 2018年1月は、店舗での契約申し込み数がオンライン申し込みを超えた

 店舗での契約が順調という背景もあり、今後は専門店や量販店などを強化していくという。まず量販店では、ビックカメラでの取り扱いを札幌と秋葉原以外の店舗にも広げることが発表された。

 専門ショップについては、「モバイル以外のライフスタイル提案」を重視した店舗展開を進めていくという。楽天モバイル 仙台駅前の場合は、楽天市場のYogiboとのコラボとして、商品を実際に手に取って試せる場や、楽天スーパーポイントによるシナジー効果を目指す。同様の形態の店舗展開はまだ発表できないが、既に複数の案件を進めているとのことだ。

楽天モバイル これからの楽天モバイルの専門店は、ライフスタイル提案も重視する
楽天モバイル 今後の店舗展開では、仙台駅前のようなコラボ店舗を増やしていく

 楽天モバイル 仙台駅前では、実際にYogiboの商品を体験してアンケートに答えると、楽天市場のYogibo Storeで1万5000円(税込)以上購入した際に使える500円引きクーポンを配布する。店舗で通話SIMを契約した場合は3000円引きクーポンを配布する。

 またオープニングキャンペーンとして、楽天モバイル 仙台駅前で契約した先着200人に限り、契約事務手数料が無料になる。

楽天モバイル 店頭でYogiboの商品を試すと割引クーポンが手に入る。Yogiboの商品はセールや割引の機会が少ないだけに、安く購入できるのはうれしいところ

 店舗の案内では、モーニング娘OGの高橋愛さんが実際の店頭契約を体験。実際にスマホを選んで契約、待ち時間にYogiboのソファを体験して店頭のタブレットで注文するといった流れを紹介した。

楽天モバイル 東北楽天イーグルスのマスコット、クラッチも登場
楽天モバイル 楽天モバイルの契約時に、実際のスマホを触って試せる。大尾嘉氏は「honor 9」をお勧めしていた
楽天モバイル 店頭カウンターでプランを契約。アドバイスを受けながら最適なプランを選択できる
楽天モバイル 契約の待ち時間は、Yogiboのショールームで休みながら商品を体験できる
楽天モバイル 備え付けのタブレットから、楽天市場のYogiboオンラインストアで商品を購入できる。クーポンがあれば割引も受けられる

取材協力:楽天

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