2018年11月5日〜2018年11月11日
今回のITmedia Mobile Weekly Top10は、2018年10月29日から11月4日までのアクセスを集計し、ランキング化しました。
ランキングの1位は、11月7日に発売を迎えた新型「iPad Pro」の先行レビュー記事でした。前回のランキングもそうでしたが、従来のiPadから変更された要素が多いこともあって、使用感を知りたい人が多いようです。
2位には、2018年秋冬商戦に投入されたハイエンドAndroidスマートフォンの比較記事がランクインしました。
今年(2018年)の秋冬ハイエンドモデルには、日本初上陸となるGoogle Pixel、軽量化に努めたAQUOS zeroなど注目機種が目白押しです。縁あって、筆者も「Galaxy Note9 SC-01L」(Galaxy Note9のNTTドコモ向けモデル)を購入し、Pixel 3を試用する機会も得ましたが、いずれも機能面で特徴があり使って楽しいスマホです。
それだけに、どれを選べば良いかという観点では結構悩ましいことも事実です。レビューを参考にしつつ、キャリアショップや家電量販店などで実機を試してみて選ぶようにしたいです。
今回のランキングでは、携帯電話の「通信料金」と「端末代金」を完全に別個のものとして扱う、いわゆる「分離プラン」に関する記事が2つトップ10入りしました。
分離プランは通信料金と端末代金がハッキリとして分かりやすい反面、特に高価なハイエンド端末を使う場合に負担感が増してしまうという課題もあります。その負担感を“軽減”すべく、ハイエンド端末にも分離プランを導入しているau(KDDI・沖縄セルラー電話)やソフトバンクの「ソフトバンク」ブランドでは48回払いの分割払いと、それを前提とした端末下取り・交換プログラムを導入しました。しかし、このプログラムが新たな「期間拘束」効果を生むとして、一部から批判されています。
「海外では分離プランが主流だよ」という旨の意見もよく見受けますが、先日筆者が訪れたイギリスでは、キャリアによってはハイエンド端末で分離プランを選べないケースもありました。ただし、家電量販店などで端末を単体で買えるので、選択肢はある意味で確保されているともいえます。
「一体」か「分離」か、という両極端な議論ではなく、ユーザーがそれぞれにお得なプランを適切に選べるように議論を進めてもらいたいところです。
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