「Pixel 3」「AQUOS zero」「Galaxy Note9」「Xperia XZ3」どれを買う? 特徴を総ざらい(1/2 ページ)

» 2018年11月09日 17時22分 公開
[島徹,ITmedia]

 2018年の秋冬スマートフォンが続々登場している。

 ハイエンド製品では待望のGoogle製「Pixel 3/3 XL」や、シャープが新機軸の製品として発売する軽量ハイエンド「AQUOS zero」といった、これまでにない製品が見られる。一方、サムスン電子からはNoteシリーズの最新モデル「Galaxy Note9」、ソニーモバイルからはXZ2の強化モデル「Xperia XZ3」など、従来製品の選択肢をより広げる製品も発売された。

 今回は、これら4シリーズ(5モデル)のうち、どの製品が買いなのかを見ていく。

Googleのサービスをいち早く利用できる「Pixel 3、3 XL」

 Google製の「Pixel 3」と「Pixel 3 XL」は、Android OSを主導する同社自身が開発したスマートフォンで、Googleの最新サービスをいち早く利用できる。

Pixel 3 Google製「Pixel 3」

 両モデルとも有機EL(OLED)ディスプレイを搭載しており、Pixel 3が5.5型、Pixel 3 XLがノッチ付き6.3型。画面やバッテリー以外の性能はほぼ同じで、プロセッサはSnapdragon 845、メインメモリは4GBを搭載。ポートレートや高感度撮影対応の1220万画素カメラに、広角・標準撮影が可能なデュアルレンズ800万画素インカメラを搭載。おサイフケータイや防水・防塵(じん)性能にも対応している。11月1日から、Google Play Storeの他、ドコモ、ソフトバンクからも販売されている。

Pixel 3 Pixel 3が5.5型、Pixel 3 XLがノッチ付き6.3型。両モデルとも有機ELDディスプレイを採用している

 最新OSとなるAndroid 9 Pieほぼカスタムなしに搭載する他、いち早くカメラ検索の「Google レンズ」や、スマホの利用習慣を可視化する「Digital Wellbeing」といった新機能を利用できる。また、一般的なスマホより長い3年間のOSアップデートを受けられるのも魅力だ。

Pixel 3 Android 9 Pieの新機能として、現在βテスト期間中の「Digital Wellbeing」を利用できる
Pixel 3 カメラの撮影画像から被写体を検索できる「Google レンズ」

 一般的なスマホは性能や機能で競争しがちだが、Pixel 3シリーズはGoogleの提供する、新しい検索やクラウドサービスで競争するモデルだ。日常生活や業務で、Googleのサービスをとことん使いこなしている人や、スマホの利用環境に変化を求め続けたい人にオススメの製品だ。

軽量ボディーに有機ELを搭載した「AQUOS zero」

 近年のスマホは、大画面化やガラス素材の採用などにより、本体重量が180g台から下手すれば200g台と重いモデルが増えている。そんな中、シャープが発表したのが6.2型大画面で146gという軽さを実現した「AQUOS zero」だ。

AQUOS zero シャープ製「AQUOS zero」

 初の自社製有機EL(OLED)ディスプレイを搭載。画面サイズは6.3型WQHD+(1440×2992ピクセル)、プロセッサはSnapdragon 845、メインメモリは6GB、ストレージは128GB、2260万画素カメと最高クラスの性能ながらも、現在販売中のスマホの中では最軽量に近い製品に仕上がっている。iPhone 6sが4.7型で143gということを考えると、6.3型の最高スペックで146gという軽さのすごさが分かる。

AQUOS zero 発売前の実機の計測だが、それでも140g台の軽さを記録した。大画面ながらも小型スマホ並みの軽さだ

 軽さだけでなく実際の操作のしやすさも考慮されている。ボディーには軽量かつ放熱に配慮したマグネシウムフレーム、背面パネルには強靱(きょうじん)かつ軽量で、触り心地もいいアラミド繊維を採用している。また、充電時の放熱や効率を改善するために充電ICを2基搭載。これらの工夫により、高画質ゲームを含めた長時間の安定したハイパフォーマンスの動作を実現している。

AQUOS zero マグネシウムのフレームとアラミド繊維のバックパネルを採用。軽量さと強靱(きょうじん)さを両立している

 また、有機ELは自社製の強みを生かして、AQUOSの上品な絵作りや、HDR動画再生で求められる正確な色再現を実現。ディスプレイ形状も全体を軽くラウンドさせることで、操作のしやすさや見やすさに加えて、一般的な曲面有機ELよりもタッチ操作への確実な反応を実現。特にアクションや音楽ゲームなどのシビアな操作にも対応できるという。

 発売は12月上旬以降でソフトバンクのみに限られるが、高画質かつ大画面で高性能、持っていて重さが気にならない、次世代らしさを感じさせるスマホが欲しい人は要注目の製品だ。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月09日 更新
  1. 資産3000万円以上が対象 MUFG「エムット」最上位サービスと“年会費無料”アメックス・プラチナの魅力とは (2026年10月08日)
  2. 楽天モバイルの「ローミング継続」条件は本当に「エリア外」だけ? 2社のマップから見えた“食い違い” (2026年10月08日)
  3. 「iPhone 18 Pro Max」を試して分かった進化と課題 想像以上に“使えた”可変絞り搭載カメラ (2026年10月09日)
  4. 新コード決済「teppay」はどこで使える?  エキナカ施設からコンビニ、ファミレス、ECまで一挙案内 (2026年10月07日)
  5. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  6. 富裕層向けカードの潮流が変化 アメックス、三井住友、ダイナース、ラグジュアリーカードが狙う“特別な体験価値”とは? (2026年09月22日)
  7. Boseが有線イヤフォン市場に再参入 ノイキャン搭載で約1.7万円の「Bose Noise Cancelling Wired Earbuds」 (2026年10月08日)
  8. ソニーが小型マイク「ECM-AX10」発表 スマホに挿して立体的で臨場感のある音の収録を (2026年10月09日)
  9. KDDIのローミング縮小でも「やめる理由にはならない」 楽天モバイルユーザー4人が語る本音と“経済圏”の囲い込み (2026年10月05日)
  10. フリービット創業者の石田宏樹CEOが辞任 子会社の株式取得で「利益相反」などの指摘を受け (2026年10月07日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー