レビュー
» 2005年09月20日 13時42分 公開

自作HDDプレーヤー:液晶付きで単体操作も可能な、生PEG対応HDDビデオ/オーディオプレーヤー──「MovieTank II」 (1/4)

生PEG再生が可能なHDDプレーヤーキットの走りといえる、挑戦者「MovieTank」がモデルチェンジした。本体のみでも操作可能な液晶パネルと操作ボタンを本体に搭載し、リビング設置にも耐えうる外観デザインをまとい、操作性が大きく向上したとのことで、早速その使い勝手を試してみた。

[坪山博貴,ITmedia]

 メディアプレイヤーとして定番の1つとなりつつあるのがユーザーがHDDを組み込んで利用するHDD外付けケース兼プレーヤーキットである。アイ・オー・データ機器による挑戦者ブランドから登場する「MovieTank II(SOTO-3.5D)」も、ユーザーが3.5インチHDDを組み込んで利用できるHDDプレーヤー製品だ。

photo 挑戦者「MovieTank II(SOTO-3.5D)」。価格は1万6000円前後(+D Shoppingで最安値をチェックする)

 PCとUSB接続することで内蔵したHDDに自由にアクセスでき、TVと接続すれば動画ファイル、音楽ファイル、静止画ファイルなどを再生できる。

 再生可能なフォーマットは動画ファイルがMPEG-1/2、DivXに代表されるMPEG-4 SImpleProfieだ(Windows Media Videoには非対応)。音楽ファイルはMP3/WMA/Ogg Vorvisなどを、静止画再生もJPEG/TIFFなど一般に利用されるフォーマットを幅広くサポートしている。

 旧モデルとなる「MovieTank」(レビュー参照)と比較するとまず大きく変わった外観に興味が沸く。ぐっとスマートになり表面も光沢加工がなされるなど、高級感というかAV機器ふうなイメージが増している(というか旧モデルは高級感の欠片もなかったわけだが)。そのためリビングルームなどに設置した場合、AV機器とのデザイン的な調和もとれそうだ。艶のあるブラックとホワイトというカラーバリエーションが用意されたのもそれらを演出する上で悪くない。

本体のみでも操作可能に、そしてAV機器とも調和できうるデザインに

 MovieTank IIでは、前面には液晶ディスプレイと操作ボタンが追加された。詳細については後述するが、本体だけでかなりの操作が可能になったほか、再生中のファイル情報が把握できるのも便利だ。液晶パネルにはブルーのバックライトが採用されており、こちらもデザイン性向上に一役買っている。

photo 本体のみで操作できるように、各種情報を表示する液晶パネルと操作ボタンを前面に備える(左)、背面には、RCA音声出力用ステレオピンジャック、外部リモコン受光部接続用ポート、USB、RCA/コンポーネント変換コネクタ用ケーブル接続ポート、S-Video、ACアダプタ接続ポートが備わる(右)

 反面、デザイン変更の煽りをくったかたちになるのが背面の各種コネクタ類である。ビデオ出力はS-Video/RCA/コンポーネントに対応するが、うちRCAとコンポーネントは付属の変換ケーブルで接続する仕様となっている。またオーディオ出力もアナログRCAに変換するステレオピンジャックケーブルにて接続する。

 なおビデオ出力はRCAとコンポーネント接続が、オーディオ出力はRCA/光デジタルは排他でのみ利用可能となっている。またTVから離れた位置に設置する場合は延長ケーブルが必須ということになる。

 ただし、旧モデルとなるMovieTankではサポートするパーティションタイプがFAT/FAT32のみであったが(発売後にファームウェアバージョンアップでNTFSにも対応した)、MovieTank IIでは標準でNTFSや複数パーティションにも対応しており、Windowsユーザーならば今まで動画ファイルなどを保存していたIDE3.5インチHDDをそのまま組み込んで使えるなど、要所では利便性が増しているといえる。

 HDDの組み込みはユーザーが行うが、作業はとりわけ簡単である。両側面のパネルはコインなどで取り外せるねじで止められている。パネルを取り外し、右側面側からHDDを組み込んで電源ケーブルとIDEケーブルを接続していくだけである。

連続再生が基本となる、分りやすい操作性

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