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» 2007年12月18日 12時00分 UPDATE

2008年PC春モデル:富士通、新モバイルノート「LOOX R」などPC春モデルを発表 (1/2)

富士通は、FMV-DESKPOWER、FMV-BIBLO、FMV-TEOの2008年春モデルを発表した。目玉は最新の低電圧版Core 2 Duoを備えたモバイルノートPC「LOOX R」だ。

[前橋豪,ITmedia]

FMV-TEO/FMV-DESKPOWERシリーズの主な特徴

ラインアップ

  • 新シリーズの追加は見送り

ハードウェア

  • FMV-TEOが3波デジタル放送の2番組同時録画に対応
  • FMV-DESKPOWER LXが3波デジタルTVチューナー搭載機を拡充
  • FMV-DESKPOWER LXが液晶ディスプレイを大画面化・ワイド化
  • FMV-DESKPOWER EKが液晶ディスプレイをワイド化
  • 2Gバイトメモリを積極採用

ソフトウェア

  • FMV-DESKPOWER LXCEにOffice Personal 2007 with PowerPoint 2007搭載モデルを用意

FMV-BIBLOシリーズの主な特徴

ラインアップ

  • 12.1インチワイド液晶搭載のモバイルノートPC、FMV-BIBLO LOOX Rを投入
  • FMV-BIBLO LOOX Uは継続販売

ハードウェア

  • FMV-BIBLO NXMGLOOX Rに未発表の最新Core 2 Duoを採用
  • FMV-BIBLO NXの全モデルに地上デジタル/アナログTVチューナーを搭載
  • FMV-BIBLO NFの3モデルに小型10キー付きキーボードを採用
  • 2Gバイトメモリを積極採用

ソフトウェア

  • FMV-BIBLO LOOX RはWindows Vista Businessを採用
  • FMV-BIBLO NFLOOX RにOffice Personal 2007 with PowerPoint 2007搭載モデルを用意
  • FMV-BIBLO MGは全モデルにOffice Personal 2007 with PowerPoint 2007を搭載
  • ワンセグ視聴ソフトがフレーム補間、ガジェット表示に対応


新型モバイルノートを投入しつつ、主力モデルは着実に仕様強化

tm0712fmv01.jpg 新シリーズのモバイルノートPC「FMV-BIBLO LOOX R」

 富士通は12月18日、個人用PCの2008年春モデルを発表した。店頭向けに全8シリーズのデスクトップPCとノートPCを12月21日から順次発売する。超小型モバイルPCの「FMV-BIBLO LOOX U」は2007年秋冬モデルが継続販売される。

 デスクトップPCの店頭向け製品は、リビングPCの「FMV-TEO」が2モデル、液晶一体型の主力機「FMV-DESKPOWER LX」が5モデル、液晶一体型のエントリー機「FMV-DESKPOWER EK」が1モデル、セパレート型の「FMV-DESKPOWER CE」が4モデルといったラインアップだ。

 ノートPCの店頭向け製品は、フラッグシップの「FMV-BIBLO NX」に2モデル、主力となる「FMV-BIBLO NF」に9モデル、モバイル用に大画面の「FMV-BIBLO MG」を3モデル、新シリーズの「FMV-BIBLO LOOX R」を2モデル投入する(モデル数はPowerPoint 2007の有無やカラーバリエーションモデルも含む)。

 なお、富士通直販のWEB MART専用モデルでは、タブレット機能付き小型モバイルノートPCの「FMV-BIBLO LOOX P」シリーズを継続展開するほか、LOOX PとLOOX Uを含む全10シリーズが購入時の仕様変更に対応。6シリーズ(TEOCELXNXを除く)でボディのカラーを選択できる。

 全体的にマイナーチェンジが中心のラインアップ構成だが、基本スペックは底上げされており、プリインストールOSのWindows Vista Home Premiumを快適に動作させられるように、2Gバイトのメインメモリを標準搭載するモデルが前回の1モデルから一気に16モデルまで増加した。

 ソフトウェア面では、FMV-DESKPOWER LXCEおよびFMV-BIBLO NFMGLOOX RにOffice Personal 2007 with PowerPoint 2007プリインストールモデルを用意。ワンセグ視聴ソフトも強化され、ワンセグ放送のフレームレート(15コマ/秒)を2倍(30コマ/秒)へ変換するフレーム補間機能や、Windowsサイドバーのガジェット表示に対応した。

最新Core 2 Duo搭載のノートPCが登場

tm0712fmv02.jpg FMV-BIBLO LOOX RはLOOX Tから液晶を大型化した

 ノートPCで最大のトピックは、冒頭でも紹介した新シリーズの「FMV-BIBLO LOOX R」だ。「FMV-BIBLO LOOX T」の流れをくむ小型軽量モバイルノートPCで、液晶ディスプレイのサイズを10.6インチワイド(1280×768ドット表示)から12.1インチワイド(1280×800ドット)に大型化しつつ、現時点で詳細が発表されていない最新の低電圧版Core 2 Duoを新たに採用した。この低電圧版Core 2 Duoは、1.2GHz動作でシステムバスは800MHz、L2キャッシュ容量が4Mバイトと現行製品と異なる仕様であることが判明している。

 これらの変更にともないボディサイズは、LOOX Tの272.9(幅)×200.9(奥行き)×27.1〜29.9(高さ)ミリから、274〜280(幅)×207(奥行き)×27.3〜37.4(高さ)ミリと厚みが増したが、重量については薄型LEDバックライトを用いるなどの工夫により、LOOX Tの約1.31キロから約1.27キロへと軽量化を実現している。また、バッテリー駆動時間も約10.3時間から約11.7時間に延長した(いずれも内蔵バッテリーパックL装着時)。プリインストールOSはビジネス用途にも配慮し、シリーズ中で唯一、Windows Vista Businessを搭載している。

 FMV-BIBLO NXMGの最上位モデルについても、未発表の最新Core 2 Duoを新たに採用しているのがポイントだ。CPUの仕様に関しては不明だが、インテルが2008年第1四半期に投入予定のノートPC向けPenrynではないかと予想される。

 このほか細かいところだが、FMV-BIBLO NFの上位3モデルに小型の10キー付きキーボードが採用された。TVチューナー搭載モデルでは、10キーでチャンネルを切り替えることが可能だ。

 なお、直販モデルのFMV-BIBLO LOOX Pは、CPUにCore 2 Duo U7600(1.2GHz)を採用。液晶ディスプレイは約1.5倍の高輝度化を果たし、視野角も広がった。購入時には64GバイトのSSDも選択可能だ。

tm0712fmv03.jpgtm0712fmv04.jpgtm0712fmv05.jpg 未発表の最新Core 2 Duoを採用した「FMV-BIBLO NX95Y/D」(写真=左)と「FMV-BIBLO MG90Y/V」(写真=中央)。FMV-BIBLO NFの上位3モデルに搭載された小型の10キー(写真=右)

 一方、デスクトップPCではデジタル放送や液晶ディスプレイ関連の機能強化が目立つ。FMV-TEOは3波デジタルTVチューナーを2基搭載し、デジタル放送の2番組同時録画に対応。FMV-DESKPOWER LXでは、地上アナログTVチューナーを省きつつ、3波デジタルTVチューナー搭載機を従来の1モデルから2モデルに拡充した。

 FMV-DESKPOWER LXは液晶ディスプレイのサイズも変更し、上位モデルは20インチワイド(1680×1050ドット)から22インチワイド(1680×1050ドット)へ、それ以外は17インチスクエア(1280×1024ドット)から19インチワイド(1440×900ドット)へと大画面化・ワイド化を進めている。FMV-DESKPOWER EKに関しても17インチスクエア(1280×1024ドット)から19インチワイド(1440×900ドット)に液晶ディスプレイを切り替えている。

tm0712fmv06.jpgtm0712fmv07.jpgtm0712fmv08.jpg 見た目はそのままに3波デジタルTVチューナーを2基搭載した「FMV-TEO90Y/D」(写真=左)。22インチワイド液晶を装備した「FMV-DESKPOWER LX70Y/D」(写真=中央)と19インチワイド液晶を備えた「FMV-DESKPOWER LX55Y/D」(写真=右)

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