「感動変換!!」「だから頼れる!!」ATOK&JUST Suite 2009発表会ATOKは進化中!!(2/2 ページ)

» 2008年12月10日 00時00分 公開
[田中宏昌,ITmedia]
前のページへ 1|2       

感動変換がテーマのATOK 2009

ATOKビジネスオーナー 井内有美氏

 一方の日本語入力システム「ATOK 2009 for Windows」は、賢い日本語変換を進化させつつも、従来の枠組みを超える新しい取り組みを反映したのが特徴だ。具体的には、「英数」キーを押すことで英語入力モードに切り替わる「ATOK 4E」(ATOK for E)と呼ばれる機能を実装した。

 ビジネスシーンで多くみられる英文や英単語の入力時に、従来はATOKをオフにしていたものを、英語入力モードをオンにすることで、先頭の文字を入力すると推測モードで単語が抽出されたり、スペルチェックを行ったり、ローマ字で入力しても英単語に翻訳して変換してくれたりする。また、前後の表記や文節を統計的に処理し、単語を予測して表示するのもポイントだ。

日本語力の強化

ATOKは現在も進化中であるとアピール
ATOK 2009のテーマ。「感動変換、ATOK」が合い言葉だ
変換エンジン「ATOKハイブリッドコア」を強化して文節区切りの精度が向上した

変換辞書の語彙(ごい)拡充するなど変換精度の根本的な向上を実現
四字熟語の誤り指摘の精度も向上した
文語モードに切り替えると、歴史的仮名遣いが入ってもスムーズに入力が可能。季語も強化した

英語入力支援機能「ATOK 4E」を新搭載

新たに装備された「ATOK 4E」(えーとっく ふぉー いー)
先頭文字を入力するだけで英単語を推測してくれる
スペルチェックのほか、ローマ字入力にも対応する

ATOKダイレクトの強化

Webとの連携機能「ATOKダイレクト」では、結果ウィンドウがHTMLに対応した
提供予定のATOKダイレクト プラグイン。APIも公開されている
ATOK 2009の製品パッケージと構成

期間限定で「安心バージョンアップ」を実施

 新製品の予約受付はすでに開始されており、法人向けのライセンスも受注が始まっている(インストールメディアは2009年2月6日からの販売)。なお、2008年12月12日から2009年2月5日まで、現行バージョンの製品を購入すると特別価格でバージョンアップが可能な「安心バージョンアップ」が実施される。

新製品のラインアップ
JUST Suite 2009の価格
連携製品のラインアップ

無償提供されるIDisk Backupの概要
IDisk Backupの概念
Backup機能導入後のInternet Diskコース一覧

新製品は2009年2月6日発売だが、すでに予約は開始されている
12月12日から発売日前日までに現行バージョンを購入すると、新バージョンには優待価格でバージョンアップできる

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年05月11日 更新
  1. 新型「iPad Pro」がM3チップをスキップした理由 現地でM4チップ搭載モデルと「iPad Air」に触れて驚いたこと (2024年05月09日)
  2. 「M4チップ」と「第10世代iPad」こそがAppleスペシャルイベントの真のスターかもしれない (2024年05月10日)
  3. 個人が「Excel」や「Word」でCopilotを活用する方法は? (2024年05月08日)
  4. Minisforum、Intel N100を搭載したスティック型ミニPC「Minisforum S100」の国内販売を開始 (2024年05月10日)
  5. “NEXT GIGA”に向けた各社の取り組みやいかに?──日本最大の教育関連展示会「EDIX 東京」に出展していたPCメーカーのブースレポート (2024年05月09日)
  6. NECプラットフォームズ、Wi-Fi 6E対応のホーム無線LANルーター「Aterm WX5400T6」 (2024年05月09日)
  7. ASRock、容量約2Lの小型ボディーを採用したSocket AM5対応ミニベアボーンPCキット (2024年05月10日)
  8. SSDの“引っ越し”プラスαの価値がある! 税込み1万円前後のセンチュリー「M.2 NVMe SSDクローンBOX」を使ってみる【前編】 (2024年05月06日)
  9. Core Ultra 9を搭載した4型ディスプレイ&Webカメラ付きミニPC「AtomMan X7 Ti」がMinisforumから登場 (2024年05月08日)
  10. これは“iPad SE”なのか? 新型iPadを試して分かった「無印は基準機」という位置付けとシリーズの新たな幕開け (2022年10月24日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー