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» 2011年09月28日 06時00分 UPDATE

厚さ9.9ミリ、350グラム、QWERTYキーボード搭載:NEC、マボロシの極薄Android試作機を公開

NECが、“商品化を予定”していた極薄PCのプロトタイプを公開。7型有機ELディスプレイ、9.9ミリ厚、350グラムでQWERTYキーボードと3G内蔵など、モバイルユーザーにとって“おっ”と思うものだった。【動画を追加】

[岩城俊介,ITmedia]

最新技術構築のためのプロトタイプ極薄端末

photo マボロシのAndroid試作機

 NECが同社の製造技術構築を目的にした薄型試作機を公開した。

 この試作機は、7型ワイドのタッチパネル付き有機ELディスプレイ(1024×600ドット)、2軸ヒンジ(ディスプレイが360度裏返しに開く)機構、厚さ9.9ミリ+重量350グラムのポケットサイズボディ、QWERTYキーボード、3G+無線LAN内蔵、10時間動作のバッテリーを備える超小型端末だ。とりあえずということでAndroid OSがインストールされていた。

 こちらは残念ながら商品化は見送られたが、品質と薄さの両立、革新的な構造要素の技術、付加価値向上のための技術開発を目的に、8万円前後の価格帯で商品化が進められていたという。

 本体サイズは215(幅)×109(奥行き)×9.9(厚さ)ミリ。(この厚さにしては深めと思われる)1ミリストロークのQWERTYキーボードと(写真の試作機にはないが)スティックポインタ型のポインティングデバイスを備え、かつてのモバイルギアシリーズを好んだユーザーに評価されそうな仕様だ。シーンに応じてディスプレイを裏返し、タッチ/ビュワースタイルでも使えるよう機構も工夫している。

 また、ノートPCやこの手のサイズのデバイスには、無線通信のためアンテナを内蔵する部分には樹脂素材を用いるのが一般的だが、この薄型ゆえ天面の金属パネルをそのままアンテナとしてしまう独自の試みも計画していたようだ。


photophotophoto microSD/SIMカードスロットやホスト機能付きのUSB Standard-Aポートも備えていることが分かる。ディスプレイはこの状態のまま180度パタンと倒すことができ、2軸ヒンジによりさらに360度裏返してタッチ端末として使うシーンも想定されていた。写真の実機には存在していないが、(VAIO Pシリーズのような)スティックタイプのポインティングデバイスも備える計画だった


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