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» 2012年03月08日 17時45分 UPDATE

CeBIT 2012:AcerのTimelineは“大画面で2スピンドル”なUltrabookに進化する

CeBIT 2012でAcerが記者説明会を行い、ノートPCラインアップのブランド構成とコンセプトを解説。今後登場する“世界初”というUltrabookを紹介した。

[長浜和也,ITmedia]

Ultrabookは“第2世代”と“2スピンドル”にも展開

 AcerのノートPCラインアップは、「Aspire S」「Aspire M」「Aspire V5」「Aspire V3」の4シリーズで構成する。Aspire Sシリーズは、すでに「Aspire S3」「Aspire S5」のUltrabookモデルを擁するシリーズで、“Premium slim”というコンセプトを持つ。Aspire Mは“Multimedia slim”、Aspire V5は“Ultra slim”をうたっており、そしてAspire V3は“All-round performance”という汎用的なユーザーを想定する。

 Aspire Sシリーズについては、“第2世代”Ultrabookとして2012 International CESで公開した「Aspire S5」をCeBIT 2012でも紹介。1.35キロ以下の重量、HDMI、USB 3.0、Thunderboltといった本体搭載のインタフェース、そして2012 CESでも注目された飛び出すインタフェースの“Magic Flip”を改めてアピールした。

 Aspire Mシリーズでも、Ultrabookのコンセプトを取り入れた「Aspire M3 Timeline Ultra」が公開された。Acerの説明では、Ultrabookにもかかわらず、大画面の15.6型ワイド液晶ディスプレイを搭載し、外付けGPUと光学ドライブも内蔵する初めてのモデルとなる予定だ。本体の厚さは20ミリで、重さは約2.3キロ。外付けのGPUには、NVIDIAがまだ正式に発表していない「GeForce GT 640M」の名前が挙がっている。この構成でバッテリー駆動時間は約8時間を実現するという。

kn_cebitacer_09.jpgkn_cebitacer_10.jpg “大画面2スピンドル”のUltrabookとして“世界で初めて”とAcerがいう「Aspire M3 Timeline Ultra」は、外付けGPUにNVIDIA未発表の「GeForce GT 640M」を搭載する

NVIDIAの未発表GPUを搭載

 CeBIT 2012で紹介されたAspire V5は、薄型ボディとともに高い性能も訴求するシリーズとなる。液晶ディスプレイのサイズ違いで11型、14型、15型のモデルを用意するほか、カラーバリエーションもそろえる。

 11型ワイド液晶ディスプレイを搭載したモデルは、重さが1.36キロ以下に、ボディの厚さが23ミリ以下になる。本体には光学ドライブを内蔵し、CPUはインテルの“次世代”モデルを搭載、さらに外付けGPUとしてNVIDIAのGeForceシリーズ(型番、世代は明らかにせず)を実装する。

kn_cebitacer_11.jpgkn_cebitacer_12.jpg 新しく設けられたAspire V5シリーズは、画面サイズが異なる3種類のモデルを用意する

kn_cebitacer_01.jpgkn_cebitacer_02.jpg Aspire V5シリーズはボディデザインも重視し、カラーバリエーションも多数用意するという

kn_cebitacer_03.jpgkn_cebitacer_04.jpg 本体搭載のインタフェースには、HDMIにUSB 3.0を備えるほか、光学ドライブも内蔵する

 バリュークラスのAspire V3でも、ディスプレイサイズは14型、15型、17型を用意する。CPUにインテルの最新モデル(クアッドコアモデルも用意する)を搭載するほか、17型ワイド液晶ディスプレイ搭載モデルでは、NVIDIAの未発表GPU「GeForce GT 650M」を実装する予定だ。

kn_cebitacer_13.jpgkn_cebitacer_14.jpg コストパフォーマンスを重視するAspire V3だが、大画面を訴求する17型ワイド液晶ディスプレイ搭載モデルでは、外付けGPUとしてNVIDIAのGeForce GT 650Mを実装する

10.1型ワイド液晶とTegra 3でフルHDを可能に

 タブレットデバイスでは、NVIDIA Tegra 3を採用する「ICONIA A700」が登場する。製品説明の資料によると、10.1型ワイド液晶ディスプレイを搭載し、解像度は1920×1080ドットとフルHD動画の再生を可能にした。OSはAndroid 4.0を導入する。

 9800ミリアンペアアワーのバッテリーを内蔵して、SD品質動画の連続再生を10.5時間行えるという。IEEE802.11 b/g/n準拠の無線LANに加えて、3G(HSPA+サポート)を利用できるICONIA A701も登場する。

 Tegra 3を搭載するタブレットデバイスでは、ICONIA A510が新たに登場する。これは、2012年に開催予定のオリンピックを記念したモデルも企画されており、15時間のバッテリー駆動を可能にすると、Acerは説明している。

kn_cebitacer_05.jpgkn_cebitacer_06.jpg Tegra 3を採用して本体だけで1080pの動画再生も可能になったICONIA A700

kn_cebitacer_07.jpgkn_cebitacer_08.jpg 同じく10.1型ワイド液晶ディスプレイ(ただし、解像度は1280×800ドット)とTegra 3を搭載し、Android 4.0を採用するICONIA A510。オリンピック記念モデルとしても企画されており、動画の連続再生が15時間という長時間駆動を可能にする9800ミリアンペアアワーバッテリーを内蔵する

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