個人向けThinkPad Tablet 2の販売が1月25日に日本でもようやく始まった。レノボ・ジャパンでは、世界中から予想を超える注文があったため生産が追いつかず、初回出荷の台数を“若干数”、次回入荷の日程は未定と説明している。
これだけの人気を得た理由は、“ThinkPad”シリーズのスレートタイプタブレットデバイスであることに加えて、Androidを導入したタブレットデバイスとほぼ同じ本体サイズと重さながら、インテルアーキテクチャを採用して、OSにWindows 8シリーズを導入した点にある。
CPUは、“Clover Trail”世代のAtom Z2760(1.8GHz)だ。Hyper Threading Technologyに対応したデュアルコアタイプで4スレッドの同時処理が可能だ。1月25日時点で購入できる構成は無線LAN対応のタブレットペン付属「3679A24」のみ。システムメモリはLPDDR2(800MHz動作)が2Gバイト、データストレージの容量は64Gバイト、OSは32ビット版 Windows 8を導入する。
そのほかの構成は、5点同時対応タッチパネルを内蔵する10.1型液晶ディスプレイを搭載して、解像度は1366×768ドット。本体に搭載するインタフェースには、micro SDカードスロットにMini HDMI、ヘッドセット端子、そして、USB 2.0を備える。無線接続はIEEE 802.11a/b/g/n準拠の無線LANとBluetooth v4.0が利用できる。また、本体内蔵のセンサとして、GPS、コンパス、光センサ、近接センサを用意する。
さらに、本体の正面に有効200万画素、背面に有効800万画素のカメラを内蔵し、ボリュームボタン、画像回転ロックボタン、Windowsボタンを備えるほか、ThinkPad Tablet 2専用のタブレットペンを収納するホルダーも設けている。
以上の構成で、レノボ・ジャパンの販売Webページ「レノボ・ショッピング」のダイレクト価格は、1月25日時点で7万3500円となっている(製品資料にあるダイレクト価格は7万8750円とある)。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.