Mac OS Xでは、「Mission Control」を使って複数のデスクトップ画面を切り替えられるが、もともとのデスクトップ領域が広いにこしたことはない。既存のMacに外付けディスプレイを1台足せば、当たり前だがその分だけデスクトップ領域が広くなって、多くのウィンドウを同時に表示しておけるようになる。個人的にはメイン画面に作業中のアプリケーション、サブ画面にメールとメッセンジャーといったように、用途で表示しておくものを分けらるのが気に入っている。
そして、外付けディスプレイを使うなら、ディスプレイアームも導入するのがオススメだ。筆者は作業場を引っ越したときにアームを机に据え付けて、かれこれ1年半ほど使っている。導入に何が必要なのか、Macと一緒に置くとどんな見た目になるのかを紹介しよう。
ディスプレイアームで一番便利なのは、片手でヒョイっとディスプレイを動かせる点だ。
筆者は原稿を書いたり、写真やビデオを撮って編集したりというのが主な仕事なので、作業のほとんどはMacだけで済むのだが、それでもラフ描きなどで紙を使うこともある。普通のディスプレイスタンドだとディスプレイはそんなに頻繁に動かす気になれないが、ディスプレイアームなら気軽にディスプレイをひょいとどかして、机の上に広い作業スペースを確保できるのがうれしい。
設置の自由さも選ぶ理由の1つ。モノにもよるが、ディスプレイの下端を机ぎりぎりに落としたり、上下に傾けるのも簡単で、個人的には、長時間作業するときも楽なように少し上向きにするのが好みだ。MacBook Airをつなぐ場合は、液晶ディスプレイを上に持ち上げて、上下でディスプレイを並べると視線移動が自然になる。ディスプレイの前に座っている時間が長い人であれば、「なくても作業はできるけど、あると非常に便利」というのは、投資するのに十分な理由になるはずだ。
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