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» 2013年04月09日 12時00分 UPDATE

ゼロから始めるQNAP 第1回:「最強NASはセットアップも超簡単」の巻

これは編集部から突然「QNAP」を与えられたNASビギナーが、悪戦苦闘しつつもNASマスターへの道を目指す、ひとりの男の物語である。ちょ、まだセットアップやってんですか……

[小川夏樹,ITmedia]

 最強のNASことQNAPの「TurboNAS」シリーズを使っていくことになったNAS完全素人の筆者。HDDを入手してセットアップに挑戦したまではよかったが、装着したHDDが認識されないトラブルが発生し、結果、HDDを交換して再挑戦することになった、というのが前回までのあらすじ。今回はきちんとセットアップできたのだろうか?

悔しいので“再生前”のHDDで再チャレンジ

 最初に購入したリファービッシュ(再生品)HDDは、MARSHALの「MAL32000SA-W72」だ。このHDDは元々ウエスタンデジタル製らしいので、今回はあえて「WD20EARS」を購入した。ちなみに、これで認識しなかったらということも考えて、返品が可能なうちにセットアップを行った。

og_qnap_001.jpgog_qnap_002.jpg最初に使ったHDDは、MARSHAL製のリファービッシュHDD。ベースはウエスタンデジタル製(写真=左)。買い直したのはウエスタンデジタルの「WD20EARS」(写真=右)

 それではセットアップをしていこう。筆者が使用するTurboNASのモデルは「TS-119P II」だ。このNASキットに新たに購入したHDD「WD20EARS」を装着する。前回紹介したように、HDDのカートリッジ式になっているのでそのカートリッジにHDDをネジ止めし、HDDがトレーに固定できたら、あとは逆の手順でNAS本体に装着する。ここまでは前回同様、簡単に進んだ。

 次に専用ツールの「Qfinder」でTurboNASをチェックする。ギガビットLAN対応のブロードバンドルータにをTurboNASに接続したら電源を投入。最初に1回ビープ音が鳴って、その数分後にもう1回ビープ音がしたら起動が完了だ。

 その後、Windows 8側で管理用のツール「Qfinder」(QNAP Finder)を起動。初めての起動ということで「クイックセットアップウィザード」を起動するか聞かれるので「はい」をクリックする。

 クイックセットアップウィザードが立ち上がり「OK」をクリックすると、Webブラウザが起動する。本来ならば、ここでHDDのフォーマットから始めることになるはずなのだが、前回は「ハードドライブを検出できません。ハードドライブを取り付けてください」というメッセージが表示されるだけで先に進めなかった。

 ところが今回は「ハードドライブはすでに存在します。ハードドライブを初期化するにはOKを押してください。」と表示されている。あまりのあっけなさに驚いてしまったほどだ。あとはウィザードに従っていくだけで問題なく設定が完了した。ついでに最新のファームウェアにもアップデートしておく。実際の手順は以下に掲載した画面を参考にしてほしい。

og_qnap_004.jpgog_qnap_005.jpg前回はHDDを装着したにもかかわらず「ハードドライブを検出できません。ハードドライブを取り付けてください」というメッセージが表示されるだけで、一向に先に進めない状態に陥ってしまった(画面=左)。今回は「ハードドライブはすでに存在します。ハードドライブを初期化するには[OK]を押してください。」と表示されている。当然OKをクリック(画面=右)

og_qnap_006.jpgog_qnap_007.jpg新しいファームウェアがあるか聞いてくる。QNAPのサイト(http://www.qnap.com/)にアクセスして「TS-119P II」向けの最新ファームウェアをダウンロード(画面=左)。ダウンロードしたファームウェアのイメージファイルを指定したら「アップロード」をクリックする。TurboNASに最新ファームウェアが送り込まれる(画面=右)

og_qnap_008.jpgog_qnap_009.jpgファームウェアのアップロードが始まる。結構なファイルサイズなので、しばらく時間がかかるので待っている。LAN環境にもよるが、十分弱くらいかかった(画面=左)。最新ファームにアップデート後、クイックセットアップの最初のウィザード画面になる。ここから6ステップのウィザードを通過すればTurboNASが利用可能になる(画面=右)

og_qnap_010.jpgog_qnap_011.jpgTurboNASのサーバ名を指定する。ここでは「NaskalQNAP」という名前にした。任意の名前を指定できる(画面=左)。ここではパスワード、管理者用のパスワードを指定する。デフォルト状態では危険なので必ずパスワードを指定するようにしたい(画面=右)

og_qnap_012.jpgog_qnap_013.jpgここでは日付と時刻の設定を行う。Windows同様に、自動で時刻を調整してくれるタイムサーバも個別に指定できる(画面=左)。TurboNAS側で有効にするサービスにチェックを入れる。全部で11種類のサービスが準備されている。チェックを入れれば、そのサービスが組み込まれる(画面=右)

og_qnap_014.jpgog_qnap_015.jpg以上、ウィザードに従って設定が完了。これらの選択有無をそっくりそのままにした状態でファームウェアのインストールが行われる。「インストールの開始」をクリックする(画面=左)。すべての指定が完了したので「インストールの開始」をクリックしたところ、「ハードドライブがフォーマットされ、すべてのデーターがクリヤされます。続けますか」と聞かれるので「OK」をクリックする(画面=右)

 以上でTurboNASのセットアップは完了だ。これでようやっとスタートラインに立てたわけで、それまでの道のりを考えると、かなり先行きが不安だが、TurboNASとの付き合いはまだ始まったばかり。今後はスマホとの連携なども行いつつ、TurboNASの便利機能を堪能しようと思っている。

og_qnap_016.jpg筆者宅のTurboNAS。ようやくHDDのアクセスランプが点きました

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