東芝ソリューションは8月13日、東芝グループの先端IT技術を活用したヘルスケア事業を開始すると発表した。ターゲットは「健康な高齢者」と離れて暮らす子世代。安心、健康、楽しみ、便利をテーマに、「健康な高齢者」に向けた在宅サービスを展開する。
高齢化社会が進む中、2016年には高齢者が3400万人を超えると想定されるが、このうちの8割以上/2800万人はいわゆる健康な高齢者(健康シニア層)と言われている。例えば団塊の世代と呼ばれる世代の方は、他世代より時間、経験、自由に使えるお金を持っており、PC・IT機器の知識も驚くほど豊富で活動的。ただし自身から口には出さないが、実は先々の不安を抱えている──。ひとことに高齢者層といっても60代と80代のニーズや知識・興味の幅は大きく異なるように、特に医療・介護といった方向性だけではない「健康な高齢者」を対象とするサービスとしたのが大きなポイントだ。
第一弾として「安心」「健康」メニューを核としたサービスを2013年秋に開始し、順次「楽しみ」「便利」をテーマにしたサービスとコンテンツの拡充を図る計画。
などのサービスを実施する。今後、健康シニア層に加え、家族、母子、子ども、女性、ペット向けなどライフケアサービス事業の拡大も図る。
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