CPUをHaswell世代に刷新、2880×1620ドット液晶も選択可能に――「ThinkPad W540」2013年PC秋冬モデル

» 2013年10月16日 13時30分 公開
[池田憲弘,ITmedia]

“Haswell”化+テンキー搭載で生産性向上、高付加価値のオプションも

photo ThinkPad W540

 レノボ・ジャパンは10月16日、モバイルワークステーション「ThinkPad W540」を発表した。発売は2013年11月を予定している。価格はオープン。

 本製品はNVIDIA QuadroシリーズのGPUを搭載可能なモバイルワークステーション。1年ぶりの新モデルとなった本機は、CPUを第4世代Core(開発コード名:Haswell)に刷新したほか、テンキーを標準搭載するなど生産性向上に注力したアップデートを施した。

 BTOカスタマイズに対応しており、CPUはCore i5とCore i7の2種類を用意。グラフィックスはCPU内蔵のIntel HD Graphics 4600に加えて、NVIDIA Quadro K1100M(グラフィックスメモリ2Gバイト)やNVIDIA Quadro K2100M(グラフィックスメモリ2Gバイト)も搭載できる。メモリは最大32Gバイトで、ストレージは1TバイトHDDや512GバイトSSDを選択可能だ。光学ドライブはDVDスーパーマルチ。

 15型のディスプレイは広視野角のIPSパネルを採用し、1920×1080または2880×1620ドット表示に対応する。インタフェースはSDXC対応SDメモリーカードスロット、USB 2.0×2(1基はPowered USB対応)、USB 3.0×2、IEEE1394、アナログRGB出力、Mini DisplayPort、音声入出力、720p対応のHD Webカメラなどを備えた。オプションでThunderboltポートやExpressCard/34スロット、NFCにも対応する。

 キーボードはいわゆるアイソレーションタイプの「6列プレシジション・キーボード」を採用しつつ、T540pと同様に右側にテンキーを搭載。生産性を高め、デスクトップPCのリプレース需要にも応えるとしている。ポインティングデバイスは、スティック型のトラックポイントとタッチパッド両方を備えた。フルHD液晶搭載モデルの場合、本体サイズは376.6(幅)×248.1(奥行き)×27.9〜29.5(厚さ)ミリとなる。従来モデルよりも約4ミリ薄くなった。

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