ASUSTekは、8月5日にIntel Z170 Expressチップセットを搭載したマザーボード4シリーズ10製品を発表した。今回は、「R.O.G」「TUF」「PRO GAMING」「スタンダード」の4シリーズで10製品が登場する。それぞれの主な仕様と出荷開始時期、実売予想価格(税込み)は以下の通りだ。
シリーズ名 | R.O.G | |||
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製品名 | MAXIMUS VIII EXTREME | MAXIMUS VIII HERO | MAXIMUS VIII RANGER | MAXIMUS VIII GENE |
フォームファクタ | Extended ATX | ATX | micro ATX | |
拡張スロット | 未定 | PCI Express x16×3基、x1×3基 | PCI Express x16×2基、x4×1基 | |
SATA Express | 未定 | 2基 | ||
Serial ATA 6Gbps | 未定 | 8基 | 6基 | |
M.2/U.2 | 未定 | 1基/なし | ||
LAN | 未定 | Intel×1基 | ||
USB | 未定 | 3.1×2基、3.0×6基、2.0×8基 | 3.1×2基、3.0×8基、2.0×4基 | |
映像出力 | 未定 | HDMI、DisplayPort | ||
出荷開始 | 未定 | 8月8日以降 | ||
実売予想価格(税込み) | 未定 | 3万7500円 | 3万1000円 | 3万4500円 |
シリーズ名 | TUF | PRO GAMING |
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製品名 | SABERTOOTH Z170 MARK 1 | Z170 PRO GAMING |
フォームファクタ | ATX | |
拡張スロット | 未定 | PCI Express x16×3基、x1×3基 |
SATA Express | 未定 | 1基 |
Serial ATA 6Gbps | 未定 | 6基 |
M.2/U.2 | 未定 | 1基/なし |
LAN | 未定 | Intel×1基 |
USB | 未定 | 3.1×2基、3.0×6基、2.0×8基 |
映像出力 | 未定 | HDMI、DisplayPort、DVI、アナログRGB |
出荷開始 | 未定 | 8月8日 |
実売予想価格(税込み) | 未定 | 2万6000円 |
シリーズ名 | スタンダード | |||
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製品名 | Z170-DELUXE | Z170-A | Z170-K | Z170M-PLUS |
フォームファクタ | ATX | micro ATX | ||
拡張スロット | PCI Express x16×3基、x1×4基 | PCI Express x16×3基、x1×3基、PCI×1基 | PCI Express x16×2基、x1×2基、PCI×2基 | PCI Express x16×2基、x1×2基 |
SATA Express | 1基 | |||
Serial ATA 6Gbps | 8基 | 6基 | ||
M.2/U.2 | 2基/1基 | 1基/なし | ||
LAN | Intel×2基 | Intel×1基 | 1基 | Intel×1基 |
USB | 3.1×6基、3.0×5基、2.0×5基 | 3.1×2基、3.0×6基、2.0×6基 | 3.1×2基、3.0×5基、2.0×6 | 3.0×7基、2.0×6 |
映像出力 | HDMI、DisplayPort | HDMI、DisplayPort、DVI、アナログRGB | HDMI、DVI、アナログRGB | |
出荷開始 | 8月8日以降 | 8月5日 | 8月8日以降 | |
実売予想価格(税込み) | 4万7500円 | 2万5000円 | 1万9500円 | 2万1500円 |
今回登場するマザーボードは、これまでのR.O.G.シリーズとTUF、スタンダードに加えて、コストパフォーマンスを重視したゲーミングマザーボードのラインアップとしてPRO GAMINGシリーズを用意した。
新マザーボードでは、CPUの制御用チップとして従来のTPUとEPUに加えてCPUクロックジェネレータのPRO Clockを導入。3つの制御用チップ連携で安定したオーバークロック動作が可能としている。また、ファン制御のFan Xpert 3には液冷ポンプ制御機能を追加し、基板に液冷ポンプ用ピンヘッダを実装することで、ポンプ流量をUEFI、または、OSから設定できるようになった。新たに対応することになった“Skylake”CPUで側面の質感が滑りやすくなったことで落下によるピン折れを防ぐために、CPU取り付け用アダプタも用意する。
R.O.G.シリーズでは、カラーリングをこれまでの「赤と黒」から「白地に赤いアクセントと黒」に変更した。サウンド機能では、コンデンサをニチコン製にして単体DACとしてESS ES9023Pを実装、OPAMPのTI RC4580とポップノイズ防止リレーを追加したSupremeFX 2015を導入している。また、システムメモリの一部をSSDキャッシュに割り当てるソフトウェアの「ROG RAMCache」も対応した。
LEDイルミネーションでは、チップセットヒートシンクをフルカラーで光らせ、パターンも設定できる「Lighting Control」を採用した。Lighting Controlでは再生する音楽に合わせて変化するパターンやCPUの温度に合わせて色を変えることもできる。キーボードにマクロやショートカットを追加できるKeyBotIIでは、格闘ゲームでキャラクターの向きに合わせてキーマップを左右に反転する機能を用意した。
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