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» 2015年12月31日 17時44分 UPDATE

古田雄介のアキバPickUp!総集編:2015年のアキバまとめ(後編) (1/4)

春から夏にかけての自作街を待ち期間に変えたWindows 10とSkylakeが8月頭に登場。その後は、DDR4の主流化やM.2 SSDの台頭が見られ、市場が新世代に突入した感がある。

[古田雄介,ITmedia]

→・2015年のアキバまとめ(前編)

コアユーザーに迎え入れられたWindows 10、発売後もひと波乱

 Windows 10の発売時期が「今夏」から「8月1日」に変わる直前の7月中旬、特価攻勢が続くWindow 8.1/8.1Proを尻目に、アキバ全体でWindows 7の売り切れが目立つようになった。

 某ショップは「一時的でなく、これからも買いにくくなると思います。サポート期間が短くなっている7はそろそろ市場在庫を減らそうというマイクロソフト側の意向を感じますね」と語る。

og_akibamatome2_001.jpg 7月中旬のTSUKUMO eX.に貼られていたOS価格表。7 Ultimateの品薄は以前からだが、このころからHome PremiumやProfessionalを切らすショップも多くなった

 このように従来ラインアップの在庫整理が進むなかで、7月25日にDSP版Windows 10の予約受付が始まり、同時に8月1日0時からの深夜販売イベントの告知ポスターが複数の店舗で見られるようになった。

 深夜販売の反響はベテラン店員ですら読めない状況だったが、ふたを開けてみるとコアユーザーを中心に500〜600人が集結

 BUY MORE秋葉原本店のスタッフは「集まった人の数は8と比べて少なかったですけど、投入した予算を考えると個人的には成功だと思います。今回は草の根で盛り上げていったところがありますから」と満足げに話していた。

og_akibamatome2_002.jpg Windows 10の予約は7月25日に始まった。写真はパソコンハウス東映のカウンター

og_akibamatome2_003.jpg 2015年8月1日0時の瞬間。Windows 10販売解禁で盛り上がった

 発売直後はDSP版「Windows 10 Home」と「10 Pro」ともに一時的な品薄状態となったがすぐに回復し、根強い人気の7とともにOSのメインストリームを担うようになる。PCパーツとのセット購入が前提になるが、当初の価格は10 Homeが1万7000円前後〜、10 Proが2万4000円前後〜だった。

 なお、DSP版を追って登場したリテールパッケージ版とダウンロード版のWindows 10は下位のHomeが1万5000円前後と安かったため、一時期はDSP版10 Homeの取り扱いを中止して、パッケージ版のみを扱うスタンスのショップもみられた。

 この逆転現象は11月初頭にマイクロソフトがパッケージ版とダウンロード版の価格を引き上げる改定を実施したことで解消されたが、値上げによる解決だったため、街からは不満の声が聞かれた

og_akibamatome2_004.jpg DSP版のWindows 10。HomeとProそれぞれに32ビット版と64ビット版がある

og_akibamatome2_005.jpg リテールパッケージ版のWindows 10。32ビットと64ビットが選べる仕様だ

og_akibamatome2_006.jpg 価格改定前である10月に撮影したBUY MORE秋葉原本店のOS価格表。DSP版10 Homeが“売り切れ”となっていた

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