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» 2016年01月07日 19時15分 UPDATE

CES 2016:デスクトップPC向けGPUが接続できる、わずか13ミリのノートPCからゲーム配信用Webカメラ、スマートウォッチまで――米Razerブースで新製品をチェック

派手なイルミネーションでおなじみのPCゲーミングデバイスメーカー米Razerブースでは、厚さ13ミリのノートPC「Razer Blade Stealth」などの新製品を展示している。スマートウォッチまで作っちゃったみたい。

[山口恵祐,ITmedia]

 ゲーミングデバイスメーカーの米Razerは、ラスベガスで開催中のCES 2016(米コンシューマエレクトロニクスショー)で、新型のノートPCをはじめとする新製品を多数展示している。

米Razerブース 米Razerブースは広いスペースで余裕がある

外付けGPUの接続に対応した薄型ノートPC

 Razerらしいイルミネーションで鮮やかなブースに訪れると、まず目に飛び込んできたのが薄いノートPCと横に置かれた大きな箱だ。これらはゲーミングノートPCの新製品となる「Razer Blade Stealth」と「Razer Core」と呼ばれる外付けグラフィックスだ。

「Razer Blade Stealth」(左)と、「Razer Core」 「Razer Blade Stealth」(左)と、「Razer Core」(右)

 Razer Blade Stealthは12.5型のノートPCで、本体の厚さが13.1ミリ、重量が約1.25キロという薄型軽量マシンに仕上がっている。CPUにCore i7-6500U(2コア4スレッド、ベースクロック2.5GHz/最大3.1GHz、4MBキャッシュ)を採用し、メモリを最大8GB、ストレージは最大512GB PCle SSDを搭載可能だ。

 ディスプレイはタッチ対応IGZO液晶を搭載し、UHD(3840×2160ピクセル)またはQHD(2560×1440)から選択可能。キーボードには1680万色から選択できるChroma対応のバックライトを備えている。バッテリー駆動時間は8時間だ。

天板部分にあるRazerのブランドロゴは点灯する 天板部分にあるRazerのブランドロゴは点灯する
RazerならゲーミングノートPCじゃないの……? とっても薄いけど、RazerならゲーミングノートPCじゃないの……?

 ここまでのスペックを見ると、よくあるノートPCといった印象を受けるが、これに先ほどのRazer Coreと呼ばれるデバイスを接続すると、一変してゲーミングノートPCに生まれ変わるのだ。

Razer Core スライドしてデスクトップ向けグラフィックスカードを換装できる

 Razer Coreは消費電力375ワットまでのPCI Express x16対応デスクトップPC向けグラフィックスカードを搭載可能な外付けデバイスで、USB Type-C(Thunderbolt 3)を介してRazer Blade Stealthと接続できる。接続時に再起動などは必要ない。加えてUSB 3.0×4基とイーサネットのポートも備えており、ドッキングステーションのような役割も果たす。

イルミネーション機能 イルミネーション機能もしっかり搭載している

 持ち運び用の軽量モバイルから、ハイスペックなゲーミングノートPCまで、これ一台でこなせるなんとも欲張りなマシンとなっている。直販サイトではRazer Blade Stealthが1月末出荷予定で価格が999ドル、Razer Coreは全て未定となっている。今のところ日本からのオーダーには対応していない。

ゲーム画面にプレイヤーの姿を合成できるWebカメラ

 こちらはIntelのRealSenseに対応したWebカメラ「Razer Stargazer」だ。720pで60fps、1080pで30fpsのビデオが撮影可能なほか、最大の特徴としてRealSenseで撮影対象の深度を測定することで、写っている人物と背景を分ける機能を持つ。

ky_razer-07.jpg ゲーム画面にプレイヤーの姿を合成するといった使い方ができる(画像は公式サイトより)

 ゲーム実況の配信などに最適というRazerらしい製品で、価格は199.99ドル、対応OSはWindows 10のみ。

Razerの手掛けるスマートウォッチ

 「なぜゲーミングデバイスのRazerがスマートウォッチを……?」という正直な感想は置いておくとして、今回発表した「Nabu Watch」は、スマートフォンとペアリングすることで新着通知を表示や振動で通知したり、3軸加速度センサーで運動や睡眠の状態をトラッキングできる。

 時計と通知が表示される単色の有機ELディスプレイはそれぞれが独立しており、通知部分は通常使用で7日間、時計部分の表示はボタン電池で12カ月駆動となる。耐水耐衝撃性を備え、充電は独自のマグネット端子を用いる。ラインアップは149.99ドルのポリカーボネート採用モデルと、Forged Editionと呼ばれる199.99ドルのモデルを用意する。

 eスポーツの会場で、プロゲーマーの選手がみんなNabu Watchを着ける未来が来るかも。それとも、ゲームもいいけどたまには体を動かせということだろうか……?

ky_razer-08.jpg 各所に緑を配色したRazerならではのデザインに仕上がっている
後ろ姿 後ろ姿

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