GTX 970Mの性能をフルに生かせるハイパワーマシン「mBook P」実力検証Skylake-H×GTX 970M×GPU Switch(1/5 ページ)

» 2016年01月08日 06時00分 公開
ココが「○」
・第6世代Core+64GBメモリのハイパワー
・独自技術でGTX 970Mを固定利用
・高速SSDとHDDで速度と容量を両立
ココが「×」
・通常キーとテンキーの間隔が狭い
・USB 3.1(Gen.2)には非対応

外部GPU固定+メモリ64GB搭載可能のハイパワーマシン

 マウスコンピューターの「m-Book P」シリーズは、Intel最新の第6世代Coreプロセッサーのクアッドコアモデルを採用し、最大64GBのメモリを搭載できるパワフルな15.6型液晶ディスプレイ搭載ノートPCだ。

 外部GPUにNVIDIA GeForce GTX 970Mを採用しており、内蔵GPUと外部GPUを使い分けるハイブリッドグラフィックスと、外部GPUのみを固定して利用できる「GPU Switch」機能を導入しており、外部GPUのパワフルな描画性能をフルに生かせる点が最大の特徴である。

 ゲーミングPCとしても通用するパワフルな基本スペックだが、実は、本製品はボディ、基本スペック含めて、以前レビューした同社のゲーミングノートPCブランド「G-tune」のハイエンドモデル「NEXTGEAR-NOTE i5710」と共通する点が非常に多い。

 ただ、ゲーミングPCブランドの「G-Tune」に対して、マウスコンピューターブランドの本製品では、クリエイティブユースも強く意識した展開を行なっており、ベースモデルの構成やBTOメニューの選択肢は異なっている。

 今回は5種類のベースモデルの中から、64GBの大容量メモリとSSDとHDDのツインストレージ構成を採用した最上位モデル(MB-P960X2-M64)の評価機を入手したので、性能を中心に検証していこう。

マウスコンピューターから登場した「m-Book P」シリーズは、開発コードネーム「Skylake-H」こと第6世代CoreプロセッサーのクアッドコアCPUとNVIDIA GeForce GTX 970Mを搭載したパワフルな15.6型液晶ディスプレイ搭載ノートPCだ。外部GPUを固定利用できる「GPU Switch」機能も導入している

洗練されたデザインのスリムボディ

 m-Book Pシリーズは、NEXTGEAR-NOTE i5710とほぼ共通のボディを採用している。スリムかつフラットなフォルムで、トップカバーやパームレストはアルミニウム素材を使用し、ヘアライン加工で仕上げている。シャープなカットラインからゲーミングモデルらしさも感じさせるが、もともとシンプルなデザインのため、オフィスにあってもそれほど違和感はないだろう。

 具体的なサイズは、約385(幅)×275(奥行き)×27(高さ)ミリ。重量も約2.5キロと比較的軽量で、室内で移動するくらいならば苦にならない。

 バッテリーレポートコマンドで見たバッテリー容量は、デザイン容量が60.206ワットアワー、フルチャージ容量で58.638ワットアワーで、公称のバッテリー駆動時間は約5.8時間だ。15.6型液晶ディスプレイを搭載する製品としては長い。モバイルを意識した本体サイズではないが、ちょっと部屋を移動して使いたいとき、停電時などに電源がなくともしばらく使える点は心強い。

トップカバーは、アルミニウム素材をヘアライン加工で仕上げている。G-Tuneブランドのモデルとはロゴが異なるだけだが、それでもかなり雰囲気は違って見える

底部のネジを全部外せばカバーが外れ、メモリソケット、M.2スロット、2.5インチベイなどにアクセスできる

前面部には電源やバッテリーの状況などを示すインジケータのみを装備している。端子類は搭載していない(写真=左)。背面には、DC入力とUSB 3.0ポートを装備する(写真=右)

左側面の端子は手前から、MiniDisplayPort力が2基、USB 3.0、HDMI出力を搭載する(写真=左)。右側面には多くの端子類を装備する。手前から光デジタル音声出力、マイク入力、ヘッドフォン出力、SDメモリーカードスロット(SDXC対応)、SIMカードスロット(サポート外)、USB 3.0×2、有線LANがある。一番奥は、盗難防止用ワイヤー取り付け穴(通称:ケンジントンロック)だ(写真=右)

高性能システムだけにACアダプタの出力仕様は180ワット(19.5ボルト/9.23アンペア)と大きい。サイズは巨大というわけではなく、突起部をのぞいた実測サイズは、76(幅)×155(奥行き)×30(高さ)ミリ、実測重量は約702グラム(電源ケーブル込)だった(写真=左)。バッテリーレポートの出力結果。デザイン容量が60.206ワットアワー、フルチャージ容量で58.638ワットアワーだった。公称のバッテリー駆動時間は約5.8時間だ(画面=右)
マウスコンピューター/G-Tune

→PC USER特設ページ「mouse computer station」
超コンパクトなスティック型PC「m-Stick MS-NH1」が人気沸騰! 4K対応IGZO液晶+GTX 970Mの快速ゲーミングノートも!!


       1|2|3|4|5 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月13日 更新
  1. きょう発売の「MacBook Neo」、もうAmazonで割安に (2026年03月11日)
  2. セールで買った日本HPの約990gノートPC「Pavilion Aero 13-bg」が想像以上に良かったので紹介したい (2026年03月11日)
  3. 10万円切りMacが17年ぶりに復活! 実機を試して分かったAppleが仕掛ける「MacBook Neo」の実力 (2026年03月10日)
  4. 12機能を凝縮したモニタースタンド型の「Anker 675 USB-C ドッキングステーション」が27%オフの2万3990円に (2026年03月11日)
  5. 3万円超でも納得の完成度 VIA対応の薄型メカニカルキーボード「AirOne Pro」を試す キータッチと携帯性を妥協したくない人向け (2026年03月12日)
  6. 新品は絶滅、中古は高騰──「令和にMDを聞きたい」と願った筆者が、理想の再生環境を整えるまでの一部始終 (2026年03月13日)
  7. 「MacBook Neo」を試して分かった10万円切りの衝撃! ただの“安いMac”ではなく絶妙な引き算で生まれた1台 (2026年03月10日)
  8. M5 Max搭載「14インチMacBook Pro」がワークステーションを過去にする 80万円超の“最強”モバイル AI PCを試す (2026年03月13日)
  9. エンスージアスト向けCPU「Core Ultra 200S Plus」登場 Eコア増量+メモリアクセス高速化+バイナリ最適化でパフォーマンス向上 (2026年03月11日)
  10. 新型「MacBook Air」はM5搭載で何が変わった? 同じM5の「14インチMacBook Pro」と比べて分かったこと (2026年03月10日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年