ボディの具体的なサイズは、約331(幅)×226.8(高さ)×16.9〜18.8(奥行き)ミリである。重量はタッチパネルモデルでは約1.43キロ、タッチパネル非搭載モデルは約1.32キロとなっている(いずれも最軽量時)。評価機はタッチパネルモデルで、実測重量は1431グラムと、ほぼ公称値通りだった。
ThinkPad X1 Carbonと決定的に違うのが、本体装備の端子類だ。3基のUSB 3.0ポート(1基は電源オフチャージ対応)にSDメモリーカードスロット(SDXC対応)、有線LANを標準装備し、ディスプレイ出力もMiniDisplayPortとHDMIと2系統を装備する。さらに、BTOではスマートカードリーダも追加可能だ。
同じような重量だったThinkPad X1 Carbon(2015)は、USB 3.0が2基で有線LAN端子とSDカードスロットのいずれも搭載していない仕様だっただけにアドバンテージは大きい。
さらに強調できるのがメンテナンス性の良さだ。先代モデルも背面カバー全体を外して内部にアクセスできるようにはなっていたが、ネジを外してもツメが固くかみ合っており、メンテナンス性が良いとは言い難かった。今回はネジを8本から5本に減らし、かつネジを緩めるとカバーの間にすき間ができるように改良したことで、楽にカバーを開けられるようになっている。キーボードも底部にあるロックを操作するだけで外せるよう工夫されている。
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