プログラミングだけでなくプレゼン能力も 今のキッズプログラマーがすごいアップルPickUp!

» 2016年09月06日 14時35分 公開
[らいらITmedia]

 小学生のためのプログラミングスクール「Tech Kids School」に通う現役生と卒業生が、アップルストア銀座で自作アプリをプレゼンしました。イベントは「キッズプログラマーが描く未来」をテーマに、特別ゲストに「モンスターストライク」の開発に携わるエンジニア角龍徳氏を迎えて、プログラミングの楽しさや将来の夢について語り合うというもの。

左から角龍徳氏、キッズプログラマー3人、CA Tech Kids社長上野朝大氏

 「Tech Kids School」の運営元であるCA Tech Kids 代表取締役社長の上野朝大氏は、「プログラミング教育が世界的に広がりを見せています。教育世界一と言われているフィンランドは、今年からプログラミングが必修科目になりました」と世界のプログラミング教育事情を紹介。今後各産業で技術革新が進むため、動画やゲームなどのコンテンツを消費するだけでなく、自らの手で何かを創りだす重要性を説きました。

世界のプログラミング教育について説明する上野氏

 そして3名のキッズプログラマーが自ら開発したアプリをプレゼン。最初にプログラミング歴1年の小学2年生男子が登壇し、冒険をテーマにしたゲームアプリを紹介しました。プレイ画面はシンプルながら、トンチのきいた謎解きが楽しめます。本人も若い(幼い?)ながらもジョークで会場を沸かせ、会場の大人たちを手の上で転がしていました。

大人用のテーブルが高すぎてMacに身体が隠れながらも堂々たるプレゼン

 プレゼン2人目は、ゲームが大好きなプログラミング歴3年の小学6年生男子。アプリ開発を始めたのは「お母さんにWiiがほしいとお願いしたら、ゲームがしたいなら自分で作ればいいじゃないと言われた」という一言がきっかけでした。

 開発したゲーム「モグラたたきV」はソースコードが300行、制作時間は10時間かかったそうです。何気ない一言からプログラミングにハマった彼がすごいのはもちろん、ゲームをねだられて「ダメ!」とはねつけず、「作ればいいのに」と答えた親御さんもすごい。

ランキング表示にこだわった結果、300行にわたるボリュームとなったそう

 最後に登壇したのは、小4からスクールでアプリ開発を学んだのち卒業した中学1年生の男子。2015年に食物アレルギーの人のためのアプリ「allergy」をリリースすると、22歳以下を対象とするコンテスト「U-22プログラミングコンテスト」で経済産業大臣賞を受賞。中高生向けアプリコンテスト「アプリ甲子園」でも優勝し、現在は中高生向けプログラミングスクール「Life is Tech! School」に通っています。

 本人も卵アレルギー持ちで、自身の経験から海外でも安心して食事できるための翻訳アプリを開発しました。現在は「海外展開のアドバイスがほしい」とのこと。中1ながらすでに視線の先は世界に向いているようです。

アプリの理念もさることながらプレゼン資料も立派

 アプリのクオリティの高さはもちろん、プレゼンのレジュメも大人顔負けの完成度です。スクールではプログラミングだけでなく、開発したアプリを魅力的に伝えるプレゼンテーションについても指導しているとのこと。今後世界と戦うには、開発能力だけでなく英語やプレゼン能力が必須になることでしょう。

 日本も2020年からプログラミング必修化が決まっており、プログラミング教育は今後ますます重要性を増していくでしょう。子どもたちが当たり前にアプリ開発を学ぶ世界が、もうすぐそこまでやってきています。

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