「ファミコンあるある」からバーチャルボーイまで 魅惑のレトロゲーム特集

» 2017年03月26日 06時00分 公開
[村上万純ITmedia]

 任天堂の新ハード「Nintendo Switch」や、ソニー・インタラクティブエンタテインメントのプレイステーション 4用VRシステム「PlayStation VR」など、最新ゲーム機が話題になっています。

 一方で、手のひらサイズのファミコン型端末「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」が世界の各市場で品切れ状態になるなど、懐かしいレトロゲーム機も人気です。

 今回は、ITmedia PC USERやITmedia LifeStyleで取り上げた、レトロゲームにまつわる漫画や記事を紹介していきます。「ファミコンあるある」からバーチャルボーイまで、さまざまなゲームを振り返っていきます。

小学生時代の「ファミコンあるある」

 ファミコンがやりたくて仕方なかった子供時代、小学生はファミコンの貸し借りで「社会」を学んでいた――斎藤充博さんの漫画連載「コンピュータ・メモリーズ」では、そんな子供時代の「ファミコンあるある」を振り返っています。

 「ファミコン目当てで友達の家を転々とする」「死んだら交代ねと言うと、大人から簡単に死ぬとか言うなと怒られる」「ファミコンソフトの貸し借りで友達をトラブルになる」など、ゲーマーなら誰もが1度は体験したことがある思い出を漫画で紹介しています。

 毎日のように、放課後友達の家に入り浸ってゲームをしていたあの日。彼らはゲームを通して友達と触れ合い、時にはけんかしながら、社会というものを学んでいたのかもしれません。

任天堂の挑戦的な“3Dゲーム機”

 PlayStation VRなどの視界を覆うヘッドマウントディスプレイを見て、かつて任天堂が開発した“とある3Dゲーム機”を思い出した人も少なくないようです。

 そのゲーム機は、1995年に発売された「バーチャルボーイ」。テーブルにスタンドを立て、真っ赤なゴーグル型のボディーで立体映像を楽しむ、任天堂の意欲的な家庭用ゲームマシンで、PlayStation(1994年)やセガサターン(1994年)などのライバル機とはひと味違う「知る人ぞ知るハード」とされていました。

バーチャルボーイ 任天堂の3Dゲーム機「バーチャルボーイ」

 バーチャルボーイは、赤と黒で表現された奥行きのある画面でゲームを楽しむもので、モノクロでニンテンドー3DSを立体視しているような体験といえば分かりやすいかもしれません。PlayStation VRのように、視界全体が映像で覆われたり、モーショントラッキング機能を備えていたりはしていませんが、1995年当時にこれほど意欲的で挑戦的なハードがあったのかと驚いた人も多いはず。

 レトロゲームマニアの榎戸利光さんは、「赤黒のみのグラフィックとはいえ、1995年当時での3Dは衝撃的。ワイヤーフレームもしっかりしていて、何より赤いハードというのがお気に入りです。こんなものを形にしたのかと、任天堂のチャレンジ精神に感動したのを覚えています」と、当時の思い出を語ってくれました。

榎戸さん バーチャルボーイで遊ぶ榎戸さん

 また、連載「サダタローの『シェアさせていただきます』」でも、サダタロー氏がバーチャルボーイをプレイ。慣れないレトロゲームに大人たちが四苦八苦しています。

※漫画クリックで続きを読む

 そんな任天堂は、3月に新型ゲーム機「Nintendo Switch」を発売。据え置きゲーム機としても携帯ゲーム機としても遊べる新世代のハード機を世に送り出しています。

スイッチ 「Nintendo Switch」(公式サイトより)

故・中村雅哉氏のむちゃぶりから生まれたナムコの「受付ロボット」

 ナムコ(現・バンダイナムコエンターテインメント)といえば、『パックマン』や『ゼビウス』など数々の名作ゲームを生み出してきた企業ですが、その事業領域はアミューズメント施設、テーマパーク、業務用ゲーム機、家庭用ゲームソフトと多岐にわたります。

 ナムコ(当時)の創業者である故・中村雅哉氏のむちゃぶりから生まれたヒト型の受付ロボット「受付小町」も、そんなナムコの精鋭たちが作り出したロボットの1つ。まだ現役受付嬢として、門前仲町にあるバンダイナムコスタジオのロビーで来客や社員を温かく迎えてくれます。

受付小町 バンダイナムコスタジオにいる受付ロボット「受付小町」と「マッピー」
受付小町 人が通るとあいさつしてくれる受付小町

 受付小町の企画・開発からレストア(修理)とリニューアルまでを担当した5人のキーマンたちへのインタビューでは、1980年代にナムコが開発したロボットやエレメカ(体感型のアミューズメント機器)の貴重な資料なども紹介しました。迷路脱出ロボット「マッピー」や、ラジコンロボットの「サンダユウ」と「コスモ星丸」、はげまし人形「龍馬くん」など、懐かしのナムコロボットが数多く登場します。

マッピー 迷路脱出ロボットのマッピー(写真提供:バンダイナムコスタジオ)
ナムコのエレメカ ナムコのエレメカを楽しむ親子。左からパンフレットKOZO(1985)とスタンプロボット・ラルゴ(1980)
ラジコンロボットの「サンダユウ」と「コスモ星丸」(左)。はげまし人形「龍馬くん」(右)

 1980年代のロボット事業に始まり、ゲームスペース「ミライヤ」、オリジナルビデオ「未来忍者 慶雲機忍外伝」など、常に未来を見据えて時代を先取りしてきたナムコ。これまで培ったノウハウは、お台場に期間限定でオープンしたバンダイナムコエンターテインメントのVRエンターテインメント研究施設「VR ZONE Project i Can」などにも生きています。

 2017年夏には、バンダイナムコエンターテインメントが、VRなど最先端技術を活用したエンターテインメント施設「VR ZONE Shinjuku」を期間限定で新宿・歌舞伎町に登場します。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月14日 更新
  1. きょう発売の「MacBook Neo」、もうAmazonで割安に (2026年03月11日)
  2. 新品は絶滅、中古は高騰──「令和にMDを聞きたい」と願った筆者が、理想の再生環境を整えるまでの一部始終 (2026年03月13日)
  3. M5 Max搭載「14インチMacBook Pro」がワークステーションを過去にする 80万円超の“最強”モバイル AI PCを試す (2026年03月13日)
  4. セールで買った日本HPの約990gノートPC「Pavilion Aero 13-bg」が想像以上に良かったので紹介したい (2026年03月11日)
  5. 12機能を凝縮したモニタースタンド型の「Anker 675 USB-C ドッキングステーション」が27%オフの2万3990円に (2026年03月11日)
  6. 3万円超でも納得の完成度 VIA対応の薄型メカニカルキーボード「AirOne Pro」を試す キータッチと携帯性を妥協したくない人向け (2026年03月12日)
  7. ワコム上位機に肉薄? 10万円で18.4型4K! 高コスパ液タブ「GAOMON Pro 19」の長所と弱点 (2026年03月13日)
  8. 「MacBook Neo」を試して分かった10万円切りの衝撃! ただの“安いMac”ではなく絶妙な引き算で生まれた1台 (2026年03月10日)
  9. 高音質・良好な装着感・バッテリー交換式――JBLのフラッグシップ「Quantum 950 WIRELESS」は妥協なきヘッドセットか (2026年03月12日)
  10. 10万円切りMacが17年ぶりに復活! 実機を試して分かったAppleが仕掛ける「MacBook Neo」の実力 (2026年03月10日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年