米Microsoftの複合現実(MR)プラットフォーム「Windows Mixed Reality」に対応した台湾AcerのMRヘッドセット「Acer Windows Mixed Reality Headset」の日本向け一般販売は、「2017年内のできるだけ早い時期に発売したい」と日本エイサーのプロダクトマーケティングマネージメント部部長の谷康司氏が言及した。一般向け販売にはモーションコントローラーも同梱する予定だという。価格については未定としつつ、「5万〜6万円程度の範囲に収まるのでは」としている。
AcerのMRヘッドセットは1440×1440ピクセルの液晶を2枚搭載し、最大90Hzで駆動する。前面に配置した2つのセンサーで頭の動きをトラッキングできる。手元を肉眼で確認する際にヘッドセットを頭から外さなくてもいいように、頭に付けたままゴーグル部を上に跳ね上げられるようにしている。
MRヘッドセットで体験できるコンテンツについては、「Oculus RiftやHTC Viveのコンテンツをそのまま体験することはできないが、開発元が既存コンテンツをUWP(Universal Windows Platforms)向けに変換してくれればできるはず」(同氏)という。
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