Microsoftブースに「Windows Mixed Reality」対応HMDが勢ぞろいCOMPUTEX TAIPEI 2017

» 2017年06月06日 16時50分 公開
[井上翔ITmedia]

 Microsoftは、Windows 10の次期大型アップデート「Fall Creators Update」においてMR(複合現実)プラットフォーム「Windows Mixed Reality」(以下「WMR」)をサポートする予定だ。それに先駆けて、8月にはAcerとHPが開発者向けのWMR対応HMD(ヘッドマウントディスプレイ)を発売する。

 「COMPUTEX TAIPEI 2017」に合わせて同社が開催した「Microsoft Forum」では、先述の2社に加えてASUS、Dell、3Glasses、LenovoもWMR対応HMDを発売することが発表され、同社ブースでは3Glassesを除く5社の製品が参考展示された。

 この記事では、写真で5社のWMR対応HMDをご紹介する。

Microsoft Forumの様子 Microsoft Forumでは、計6社がWindows Mixed Reality対応のHMDを発売することが明らかに

Acer

 Acerからは、日本でも8月以降に出荷予定の開発者向けHMD「Acer Windows Mixed Reality Headset Developer Edition」が出展された。ブルーのボディーがスタイリッシュだ。

 WMD対応のHMDでは、アクセサリーとの通信にBluetooth 4.0を使う。日本で同機能を利用するために必要な「技適など」を取得済みであることも確認できた。

Acer Windows Mixed Reality Headset Developer Edition 日本でも発売する「Acer Windows Mixed Reality Headset Developer Edition」
技適マーク 日本での利用に必要な認証を取得済みであることを示す「技適マーク」もバッチリ取得済み

HP

 HPからは、開発者向けのHMD「HP Windows Mixed Reality Headset Developer Edition」が出展された。黒いボディーにシンプルなデザインがそそる。

HP Windows Mixed Reality Headset Developer Edition 「HP Windows Mixed Reality Headset Developer Edition」

ASUS

 ASUSから出展されたHMDは、2017年末に発売を予定している一般ユーザー向け製品だ。一般ユーザー向けということもあってか、オシャレな雰囲気のデザインとなっている。

ASUSのHMD(その1)
ASUSのHMD(その2) ASUSのWMR対応HMD。筆者的にはなかなかオシャレに映った

Dell

 Dellから出展されたHMDも、2017年末に発売を予定している一般ユーザー向け製品だ。白いボディーにシンプルなデザインが魅力的である。

DellのHMD DellのWMR対応HMD。白いシンプルボディーが魅力的

Lenovo

 Lenovoから出展されたHMDも、2017年末に発売を予定している一般ユーザー向け製品だ。黒基調のシンプルボディーで、正面外周部のシルバーがアクセントになっている。

LenovoのHMD LenovoのWMR対応HMD。黒基調で、正面外周部のシルバーがデザイン上のアクセントになっている

取材協力:TAITRA

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