ソフトバンクの2009年3月期第3四半期決算は減収増益――携帯事業は減収減益

» 2009年02月05日 15時56分 公開
[平賀洋一,ITmedia]

 ソフトバンクは2月5日、2009年3月期第3四半期の決算を発表した。連結売上高は前年同期比3.7%減の1兆9822億円、営業利益が前年同期比5.6%増の2746億円で最高益を更新し、減収増益となった。

 移動体通信事業(ソフトバンクモバイル)については、売上高が前年同期比5.7%減の1兆1508億円、営業利益も前年同期比8.8%減の1349億円と前期に続いて減収減益となった。端末の販売台数減少により売上は減収したが、契約者数の増加と割引一巡により、通信料収入は増加した。

 同社の第3四半期の移動体通信事業については、20カ月連続で純増契約数トップを達成。契約数が前期末から141万件増加し、2008年12月末現在の契約数は1999万契約となった。音声ARPUは2300円と、前年第4四半期から410円、直前四半期から160円減少。データARPUは1790円となり、前年第4四半期から190円増加、直前四半期から80円増加した。総合ARPUは4090円で、前年第4四半期から220円、直前四半期から80円減少している。解約率は前年同期比で0.28ポイント改善され0.91%に低下、また買い換え率も前年同期比0.26ポイント下がって1.67%となった。なお、3G回線の比率は86.2%となり、前期末から10.6ポイント上昇した。

携帯事業の運転資本改善で、2008年度の業績予想を上方修正

 またソフトバンクは同日、第3四半期の業績動向を踏まえ、2008年10月に公表した2008年度の業績予想の上方修正を行なった。

 連結営業利益については当初予想のままだが、連結営業キャッシュフロー(CF)については移動体通信事業における運転資本の改善などにより、前回予想の4200億円から最大100億円の上昇を見込み、4200億円〜4300億円と予想。また、連結投資CFについては設備投資の効率化により、前回予想の2800億円から最大100億円の改善を予想し、2800億円〜2700億円へと修正。連結フリーCF予想については100億円のプラスとなり、1500億円となった。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月10日 更新
  1. iOS 27は「iPhone 11」以降で利用可能 iOS 26から据え置きで過去最大のiPhoneに対応 (2026年06月09日)
  2. あなたの街の「スマホ決済」キャンペーンまとめ【6月版】〜PayPay、d払い、au PAY、楽天ペイ (2026年06月08日)
  3. 「iOS 27」はアプリの起動速度が30%高速、最適な通信切り替えも iPhone 11やiPhone SE(第2世代)も対応 (2026年06月09日)
  4. 次世代の「Siri AI」発表 ユーザーを理解した応答が可能、表現力も向上 26年後半に英語から対応 (2026年06月09日)
  5. 「それ、家じゃダメなの?」──スタバ長時間滞在に冷ややかな目 “スマホ操作”に“PCで仕事”も (2026年06月07日)
  6. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  7. iOS 27では「子ども用アカウント」を作成可能に 成人向けサイトの制限やつながる相手の管理も (2026年06月09日)
  8. 【ワークマン】1900円の「アーバンマルチストレージトート」 ポーチ代わりになるポケット付き (2026年06月09日)
  9. WWDCで「折りたたみiPhone」に言及なしも、Apple版「大画面×AI」に期待できるワケ (2026年06月09日)
  10. Rakuten Link、着信拒否とRCSを頑なに拒否――楽天経済圏スーパーアプリはユーザーを置いてきぼりか (2026年06月07日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー