調査リポート
» 2009年07月30日 07時14分 UPDATE

調査リポート:モバイルメルマガ、4割がデコメで配信

エイケア・システムズが、モバイルメールマガジンの傾向に関する調査結果を発表。デコメによるメールマガジンが増加傾向にあり、雑誌やテレビなどのメディア系企業は約80%がデコメのメルマガを採用している。

[ITmedia]

 エイケア・システムズは7月28日、モバイルメールマガジンの傾向調査結果を発表した。5月1日から6月30日まで、214媒体3856通のモバイルメールマガジンを購読し、その傾向をまとめたもの。

 同調査によれば、今回調査対象となったメルマガの65%以上が、件名に本文のトピックなどを表記していた。特に、モバイルコマースをはじめとした商品購入促進を目的とするメルマガでは、その傾向は85%に達している。店舗への集客目的などの場合は、約70%がメールマガジンのタイトルのみで、内容のトピックなどを件名に表記しない傾向が見られたという。

 またモバイルコマース系のメルマガでは、件名に使われるトピックの内容は、25%が割安感を伝えるための表現を使用。最も多いのが価格そのものを表記するパターンで15%以上となった。割引率を表記したものが約10%でこれに続き、そのほかには限定やSaleといった表記が多かった。

 また、今回の調査企業の40%以上が、デコメによるメールマガジンを利用していた。最もデコメを利用している業界は雑誌やテレビなどのメディア系企業で、約80%がデコメ配信を行っている。次に多いのは、コミュニティサイト、EC系、アパレル系の企業で50%以上が配信。これらの業種は、メールにサイトのリンクを多く貼る傾向があるため、文字や画像にリンクを張ることができるデコメを使うとコンパクトにまとめられることから、多用されると考えられる。なお、デコメメルマガでは10から20のリンクをはっているケースが多いが、本文の長さは2画面以内となっているメルマガが94%を占めている。

 モバイルメルマガはPCメルマガと異なり、見てほしい時間に届けられることから、何時に配信するかも重要な要素の1つになっている。今回の調査によれば、1日の中で最も多くモバイルメルマガが配信される時間帯は12時台で約15%、11時から14時までの昼休みにかかる時間帯では、約30%に達した。次に配信が多い時間帯は17時から20時の時間帯で約28.5%が配信されている。

 業界別に見ると、ファストフード業界では半分以上が10時から12時までの昼食前の時間帯に配信され、宅配ピザなどのデリバリー業界では14時台が約40%、コミュニティサイトでは18時台が35%と、もっともニーズが高まると期待される時間帯に合わせて配信されていることが分かった。なお、曜日別に見ると日曜日が最も少なく、金曜日が最も多く配信されていることが分かった。1週間で最も配信の多い時間帯は金曜日の18時台で、調査期間平均ではこの時間帯に13通送られていた。最も少ない時間帯は、早朝と深夜を除くと日曜日の15時台で、調査期間を通して3通しか配信されなかった。

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