コストを抑えて携帯公式サイトをFlash化――TRIARTの「XCOA ADON」

» 2010年01月14日 20時36分 公開
[ITmedia]

 TRIARTが、携帯電話の公式サイトにFlashページやアプリを追加する技術「XCOA ADON」(クロスコア アオドン)の提供を開始した。

 携帯サイトのFlash化には、既存コンテンツの作り直しや移管などの作業が必要となり、特定ページをFlash化する場合もアクセス時にユーザーを特定するための情報を維持するシステムの構築にコストがかかるなど、手間や費用のハードルが高いという一面がある。

 Flash生成に対応するASPやSaaSなどを利用するという比較的安価な導入方法もあるが、公式サイトでは他のドメインへのリンクを設けられないなどの制約があることから利用が難しいのが現状だという。

 TRIARTはドメインなどを変更することなく、Flashページやアプリを公式サイトに追加する技術としてXCOA ADONを開発。Flashページを運用元の内部コンテンツとして提供可能にする同技術を利用することで、コストを抑えながら公式サイトをFlash化できるとしている。

Photo XCOA ADONとASP/SaaSのFlash化サービスの違い

 追加/移行したFlashページやアプリケーションに表示する画像や文字を動的に生成したり、ユーザを特定するための情報を引き継いだりすることができるため、商用サービスにも活用できるという。

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