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» 2010年08月12日 13時41分 UPDATE

プロセッサ強化の新型iPad、2011年第1四半期に登場か

ARM Cortex-A9ベースのプロセッサと512Mバイトのメモリを搭載したiPadの新モデルや、現行版より小さな7インチモデルが登場すると報じられている。

[Nicholas Kolakowski,eWEEK]
eWEEK

 米Appleは人気のタブレット端末「iPad」の小型モデルなど、新型iPadを2011年早くに発売する見通しという。台湾の市場調査会社Digitimes Researchがそう報じている。

 Digitimes Researchによると、新型iPadはARM Cortex-A9ベースのプロセッサと512Mバイトのメモリを搭載し、2011年第1四半期にリリースされる見通し。Digitimes Researchのアナリスト、ミンチー・クオ氏は、7インチモデルのiPadにも同じARM Cortex-A9ベースのプロセッサが搭載されると見込んでいる。

 さらにDigitimes Researchによると、2011年1月には新たにApple TVとVerizon版iPhoneが発売される見通しという。「CDMA対応のiPhoneについては、台湾のPegatron Technologyが2010年12月に大量生産を開始し、米Verizon Wirelessと中国のChina Telecomに供給するとみられている。CDMA対応版のiPhoneは、背面のメタルプレートにアンテナが内蔵された形状になる見通し」とDigitimesのWebサイトには8月9日付で記されている。

 Verizon版iPhoneをめぐっては既に数日前からうわさが流れていた。「この事情に詳しい関係筋の情報からすると、Appleは12月のVerizon版iPhoneの生産工程に合わせて数百万単位でQUALCOMM製CDMAチップセットの注文を行ったようだ。この生産工程は1月の発売に向けたものだろう。そしておそらく、この端末は現行モデルのiPhone 4とほぼ100%同じで、アンテナには絶縁処理が施されることになるだろう」とスティーブ・チェニー氏は8月8日付でTechCrunchにコメントしている。

 このTechCrunchの記事は、現在米国で独占的にiPhoneを販売しているAT&Tが米証券取引委員会(SEC)に提出した新たな書類の内容とも合致している。この書類からは、AT&TがiPhoneの独占販売契約の終了に備えて準備を進めている様子がうかがわれる。「現行の独占販売契約のいずれかが終了すれば、顧客の乗り換えが活発化し、2年契約のポストペイドの顧客が減る可能性もあるが、そうした契約終了が当社の無線部門の収益や連結営業利益率、営業活動による現金収入に大きくマイナスの影響を及ぼすことになるとは考えていない」とAT&Tはこの書類で述べている。

 iPadをめぐっては、小型モデルを準備中とのうわさも流れている。

 MacファンサイトiLoungeの編集長を務める、ジェレミー・ホーウィッツ氏は8月4日付で次のようにコメントしている。「この情報はある程度割り引いて聞いてもらう必要があるが、われわれが入手したのは、2010年遅くから2011年早くにかけて登場するであろうiPodやiPhone、iPadのラインアップに関する、非常に信頼できる関係筋からの情報だ。これらの情報の正確さは、完ぺきではないが非常に高い。Apple製品に関する情報としては、かなり正確なはずだ」

 ホーウィッツ氏の情報筋によると、どうやら2010年中か2011年早くに7インチモデルのiPadがリリースされるという。こうしたうわさが本当かどうかは、いずれにせよ、時間がたてば分かることだ。

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