Androidアプリ「Seesmic」でTwitterとFacebookを一元管理する

» 2011年04月26日 12時18分 公開
[今西絢美,ITmedia]

 インターネットの世界では近年さまざまなSNSが登場している。政治家や有名人も使いはじめて話題を呼んだTwitterはもちろん、今年に入ってからはFacebookを始めた人も多いのではないだろうか。これら2つのサービスは、個人利用だけでなく企業利用が盛んなSNSでもあり、企業が公式アカウントやFacebookページを通じて顧客と交流し、PRやマーケティングに生かすケースが増えている。

 今回紹介するのは、こうしたSNSをまとめて管理できるAndroidアプリ「Seesmic(Facebook,Twitter)」。このアプリはTwitter、Facebookに加え、Google バズ、さらには企業内での利用に特化したコラボレーションツール「Salesforce Chatter」のアカウントも管理できる。また、同じサービスの複数アカウントも管理可能で、「仕事とプライベートのアカウントを使い分けたい」といったニーズにも応えてくれる。早速、使い方を見ていこう。


photo Seesmic(Facebook,Twitter)


photo 追加できるアカウントは4種類。TOP画面には登録しているアカウントが一覧表示される

photo デフォルトのアカウントをどれかひとつ選択でき、選択したアカウントが起動時に表示されるようになる

 アプリを起動したら、まずは追加したいSNSを選択し、アカウントとパスワードを入力しよう。認証が終われば登録したアカウントが表示される。それぞれのアカウントをタップすれば、各SNSの管理画面でコメントの閲覧や投稿などが可能になる。また、画面左上にあるマスコットのアイコンをタップすれば、素早くアカウントの選択画面に遷移できるので覚えておこう。

 アプリは日本語に対応しており、インタフェースもいたってシンプル。Facebookのイベントが管理できないなど細かな部分で使えない機能もあるのだが、シンプルに各サービスのアップデートがチェックできるので初心者には取っつきやすいだろう。


photo 写真左はTwitterのタイムライン。自分宛ての返信が水色で表示される。右はFacebookのフィードページで、上のタブをタップして表示する項目を選ぶ。どちらも同じような使い勝手で統一されている

 Twitterアカウントの管理画面では、例えばリツイートの方法を公式リツイート、非公式リツイートから選べたりと、Twitterクライアントとしての各機能が利用できる。MENUボタンでメニューを呼び出すことでリストの表示も可能だ。ツイートする際には、テキストだけでなく写真・動画や位置情報も加えられる。

 便利なのが、複数のSNSおよびアカウントに対して一度に同じ内容を投稿できる点。例えば、自分の近況をTwitterだけでなくFacebookにも投稿したいと思った際には、投稿時に画面上部にあるアカウント名をタップし、投稿したいアカウントにチェックを入れればよい。逆にFacebookへの投稿時にTwttterにも投稿したいと思ったら、同じ手順で投稿先を追加すればOKだ。このほか、TwitLongerに対応するので、140文字以上のつぶやきを投稿することもできる。


photo 投稿画面の左上にあるアカウント名をタップすると、投稿するアカウントを選択する画面になる。複数アカウントにチェックを入れればそれぞれに投稿される

 Facebookの管理画面では、ほかの人の投稿に「いいね!」やコメントを付けたり、自分の近況や写真などを投稿したりできる。また、投稿ごとのプライバシー設定も可能だ。投稿時に画面上部のアカウントをタップし、Facebookアカウントの右側にある設定アイコンを選択した後、公開範囲を任意に設定しよう。


photo 気になるコメントがあったらタップしてみよう。「いいね!」ボタンは画面上部にあるはずだ(写真=左)。公開範囲を変更したいときは、投稿アカウントの選択画面でFacebookアカウントの設定ボタンをタップし、公開範囲を選択しよう(写真=右)

 多くのAndroidアプリと同様に、ウィジェット機能も用意されている。各SNSのウィジェットをホーム画面上に貼り付ければ、ウィジェットの新規作成アイコンや、読みたい投稿をタップするだけで、すぐにSeesmic内の各SNSページに移動できる。


photo ウィジェット表示で投稿を読める。表示される投稿は自動的に切り替わるので、流し読みをするのにいいかもしれない

 複数のSNSをシンプルに気軽に使いこなしたい――Seesmicはそんな人にオススメのアプリ。SNSごとにアプリを立ち上げることがわずらわしいと感じたら、ひとつ試してみてはいかがだろうか。


photo Seesmic(Facebook,Twitter)

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