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» 2011年05月09日 18時38分 UPDATE

2年で設備投資1兆円、“つながるソフトバンクモバイル”目指す――孫正義氏

決算会見に登壇したソフトバンクモバイルの孫正義氏が、この2年で設備投資を強化すると明言。2年で約1兆円を投じ、“つながるソフトバンクモバイルを”目指すとした。

[後藤祥子,ITmedia]
Photo ソフトバンクの孫正義社長

 ソフトバンクグループの決算会見に登壇した同社社長の孫正義氏が、今後の事業方針に言及。2011年と2012年の2年間で約1兆円の設備投資を行い、“つながるソフトバンクモバイルを目指す”とした。

 「目先の増益を追うより、5年後、10年後の成長に向けた投資を行う」(孫氏)という方針のもと、設備投資を強化。全国の基地局を増強するとともに、同氏が割り当てを狙う700MHz/900MHz帯の運用に活用するとした。

 ソフトバンクモバイルは、電波の伝わりやすさから“ゴールデン周波数帯”といわれる800MHz帯を持っておらず、それがエリア展開を困難にしている面もある。それと同等の700MHz帯/900MHz帯は、今年が総務省による割り当ての山場になるとみられており、孫氏は「割り当てられると信じている。他社にいったら、天下国家が間違っていると怒り心頭する」と語気を強め、基地局設備の増強と新たな周波数帯で“つながりにくいという汚名”を解消したいと話した。

Photo 2010年の4205億円を上回る5000億円を、2011年の設備投資に使うと明言。2012年にも5000億円規模の投資を行うという
Photo 周波数帯の割り当て状況。ソフトバンクモバイルは電波が伝わりやすい周波数帯を持っておらず、700MHz帯/900MHz帯の割り当てに期待を寄せている

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