凸版印刷は10月下旬をめどに、同社の申込書発行システム「SpeedEntry plus」をタブレット端末に対応させると発表した。
SpeedEntry plusは店頭などでの各種申込書の記入をペーパーレスで行えるようにするシステム。これまでは専用端末を利用していたが、今後は一般的なタブレット端末から利用できるようになる。可搬性に優れたタブレット端末に対応したことで、屋外のイベント会場や催事場などでも申込書の作成が可能になるなど、利用エリアの拡大が見込めるとしている。
同社では、銀行やクレジットカード会社、保険会社などの金融業界を中心に営業を行い、2012年度には関連ソリューションを含めて約10億円の売上を目指すという。
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