調査リポート
» 2012年05月23日 19時37分 UPDATE

調査リポート:中国のケータイユーザー、7割超がスマホを利用――D2C子会社の調査で

中国でスマートフォンが急速に普及していることが分かった。スマホユーザーは携帯利用者の7割を占め、情報収集やネットショッピングに活用しているという。

[ITmedia]

 スマホユーザーが携帯利用者の7割を占め、情報収集手段としての活用はテレビを上回る――。ディーツー コミュニケーションズ(D2C)の子会社、ディーアールシーが、こんな調査結果を発表した。D2Cの調査によると、日本のスマホユーザーは携帯利用者の2割強にとどまっており、いかに中国でスマートフォンが普及しているかが分かる。

Photo 携帯ユーザーの7割をスマホユーザーが占めている
Photo スマートフォンを購入した動機

 ディーアールシーの調査によると、ケータイ利用者の7割超(73.1%)をスマートフォンユーザーが占めている。1000元(約1万円前後)前後の端末が普及し始めていることから、今後は地方都市が成長市場になるとみられている。

 購入した動機は「PCがない場所でもネットを使いたい」(68%)がトップで、「フィーチャーフォンより快適にネットを利用できる」(47.7%)が続くなど、ネット関連の動機が高い割合を占めている。ネットの利用頻度は、「毎日使う」(72.3%)が7割を超え、フィーチャーフォンの3割超(35.9%)を大きく上回った。1日あたりの利用時間は、「1時間未満」(22.6%)が最も多く、以降、「2時間未満」(20.5%)、「30分未満」(15.9%)と続いた。

 アプリについては、1カ月の平均ダウンロード数が9.6個で、有料アプリは1.9個にとどまった。利用頻度は約半数が「毎日使う」(49.8%)と回答しており、1日あたりの利用時間は「1時間未満」(19.3%)が最多だった。

sa_rt03.jpgPhoto ネット/アプリの利用頻度と平均利用時間

 ネットショッピングは、スマートフォンユーザーの4割超(43.4%)が週に1回以上利用しており、直近の3カ月で利用した平均金額は、日本円で1万7300円(1389.2元)に達した。この金額はフィーチャーフォンユーザーの約2倍にあたるという。

 スマートフォンユーザーが情報収集するのに利用するメディアは、「モバイルサイトかBBS」(41.5%)が「テレビ」(37.1%)を上回り、「PCインターネット」(54.2%)に次ぐ結果となった。

 よく使うサイトは「検索サイト」(76.2%)、「ポータルサイト」(71.1%)、「WEIBO(ミニブログ)」(49.2%)がトップ3となっている。

 なお、1日あたりのモバイル端末への平均接触時間は約3時間(188.92分)で、PC(257.20分)に次いで長い結果となったが、19歳以下ではモバイル端末の利用時間がPCを上回っている。

sa_rt05.jpgPhoto ネットショップの利用頻度と利用金額

Photo メディアへの接触時間

 この調査は、D2Cの中国子会社ディーアールシーが3月9日から4月9日にかけて、PCインターネットとモバイルサイトを通じて行ったもので、回収サンプル数はPCインターネットが2555、モバイルが1232(スマートフォンユーザーが630、フィーチャーフォンユーザーが602)。

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