スマホに求めるのは「バッテリーの持ち」「画面の大きさ、見やすさ」「タッチパネルの反応のよさ」――MMD研究所の調査で、スマートフォンに求める機能のトップ3に挙がったのが、この3つの要素だった。
調査対象のケータイユーザー(フィーチャーフォン所有者906人、スマートフォン所有者534人)1440人に、スマートフォンに求めるものを聞くと、トップが「バッテリーの持ち(87.2%)」となり、僅差で「画面の大きさ、見やすさ(86.7%)が続いた。以下、「タッチパネルの反応の良さ(84.5%)」「液晶の画質(81.9%)」が挙がり、「通信速度(80.5%)」を上回る結果となった(いずれも「重視する」と「やや重視する」を合わせた数値)。
夏モデルとして発表された端末を対象に、購入予定の端末と注目端末を聞くと、トップ3には同じモデルが同じ順位でランク入りした。トップはSamsung電子の「GALAXY S III」、2位はソニー・モバイルの「Xperia GX SO-04D」、3位はシャープの「AQUOS PHONE sv SH-10D」で、海外メーカーの強さが際立っている。
スマートフォンユーザーに不満な点を聞くと、「頻繁に充電が必要になった(70.6%)」が最も多く、「利用料金が高い(47%)」「通信速度が遅い(21.0%)」が続く。スマートフォンを利用し始めてから変わったことについては「インターネットを見る時間が増えた(63.3%)」「写真を撮る機会が増えた(32.8%)」「音楽を聴くことが増えた(22.5%)」といった声が挙がっている。
調査は6月12日から14日にかけて、インターネットWebのアンケート形式で行ったもので、有効回答数は1440人(フィーチャーフォン所有者906人、スマートフォン所有者534人)。回答者の性別は女性が38.1%、男性が61.9%。
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