連絡先のデータベースがあれば、取引先との打ち合わせに行く際の移動中でも、電話番号や所在地の地図をiPadで確認できます。電話番号をメモしたり、地図を印刷する必要がなくなるわけです。
連絡先のデータベースを開くと、最初に一覧の画面が表示されます。データ入力は、空のレコードをタップして表示を詳細画面に切り替えて行います。各項目には、キーボードやピッカーからデータを入力していきましょう。
「地球」アイコンをタップすると連絡先のURLが表示され、勤務先や自宅などの所在地を地図で確認きます。さらに「メール」ボタンをタップすれば、データベースから勤務先や自宅宛にメールを送信できるのです。
「グループ」の選択肢には「個人」「仕事」「家族」「友達」の値が用意されますが、値を編集すれば「アパレル」「飲食」「事務機器」などといった業種でのグループ分けも可能になります。
詳細から一覧へのレイアウトの切り替えは「連絡先一覧」ボタンをタップし、一覧から詳細へは名前やレコードをタップします。
レコードの追加/削除は、(1)詳細画面右上のプラスとゴミ箱のボタンで行う(2)右下の「+/−」メニューから行うという2通りの方法があります。検索するときは「虫眼鏡」のメニューから「検索モードに切り替え」を選択。各項目に虫眼鏡マークが表示されるため、新規で空の状態と区別することができます。
例えば会社名で検索する場合は、会社名の欄をタップします。表示されたピッカーから会社名を選択し、キーボードのGoキーをタップ。該当件数を確認してOKボタンをタップすると、一致するレコードが表示されます。
プリセットの連絡先データベースで不便なのは、姓名や会社名にふりがなの項目がなく、50音での並び替えができないところ。お試し期間中に、FileMaker Proでカスタマイズしてみてはいかがでしょう。
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