iOS端末向けポールダンスアプリに抗議の声海外モバイルニュースピックアップ

» 2012年07月11日 20時06分 公開
[中野恵美子,ITmedia]

iOS端末向けポールダンスアプリに抗議の声

Photo 実はかなりの体力が必要

 AppleのApp Storeに登場したポールダンス・アプリが、子どもに有害だと批判を受けている

 ポールダンスは、ストリップクラブなどでよくみられるセクシーなダンスで、最近はエクササイズとしても注目を集めている。6月にApp Storeに登場した「Pole Dancer Pro」もシェイプアップを目的としたアプリで、若干ヌードやセクシーなコンテンツを含むため「12+(12歳以下の子どもには不適切)」というレーティングになっている。

 ところが子供を対象とする慈善団体BIG Ministriesの責任者であるJo Squiresさんは、このアプリがフィットネス用としては不健全であるとして、App Storeで禁止すべきだと抗議活動を開始した。アプリ作者のArthur Howieさんはこれに対して、同アプリはプロのインストラクターと協力し、主要な筋肉を効果的に鍛えられるように製作しており、シェイプアップに興味のあるユーザーから、好意的な反響を得ていると反論している。

 アプリに登場するポールダンサーJessica Jacksonさんも、「気持ちよくシェイプアップできるなら、保守的なルールに従う必要なんてない」と擁護。加えて「Pole Dancer Proは女性をセクシーな気分にさせるし、すべての女性の中にひそむ誘惑的な部分を解放してくれるのよ」と、Squiresさんをますます怒らせるようなことも言っている。批判のおおもとは、Jacksonさんがエロティックな女性性を解放させすぎているせいなのでは……。

 ちなみにPole Dancer Proの価格は170円です。

ウォズニアック氏、Surfaceを褒める

 スティーブ・ウォズニアック氏が、さきごろチリで開催されたEntel Summitで、MicrosoftのSurfaceなどに関する意見を述べた

 ウォズニアック氏は、ここのところずっとMicrosoftは消費者向け製品で成功していないという人もいるが、Xboxやキネクトなどで成功していると思うし、Surfaceなどはスティーブ・ジョブズが生まれ変わって、Microsoftでよみがえったのかと思うほど、外観の美しさを追求した製品だと思うと語っている。ウォズニアック氏自身、Surfaceを使ってみたいし、1台欲しいとも述べている。

iPadを楽器にするガジェット「PIX & STIX」

 iPadを楽器にする製品「PIX & STIX」が登場した。価格は29.95豪ドル。

 PIX & STIXはメルボルンの企業Studio Properの製品で、GarageBandなどのアプリでバーチャル楽器を演奏するために使用できる、ドラム用のスティックとギターのピックで構成されている。ピックもスティックも導電性ゴムで覆われているため、手で操作するときと同様にタッチスクリーンを扱える(しっかりと握りしめるのがコツだそうだ)。

 とはいえ、スティックの方はあまり楽しくないらしい。「iPadのような高価なガジェットを叩く、というのが直感に反する行為だから」というのがその理由だ。ただしスティックはソフトで弾力性があるので、慣れればむしろ楽しくなるかもしれない。

Photo たしかにiPadを叩くのは気がひける……

手話を音声にする技術、Microsoftの技術コンテストで優勝

 学生を対象としたMicrosoftの技術コンテストImagine Cupで、ウクライナのチームquadSquadが手話を音声に変換する技術で優勝した

 同チームによる「EnableTalk」は、Windows PhoneとMicrosoftのSpeech、Bing APIを利用して、手話を音声化するというもの。15のFlex Sensor(曲げセンサー)とマイクロコントローラを装備しており、手話の動きをBluetoothでWindows Phoneに送って音声にする。

 なお、quadSquadが優勝したSoftware Design部門の第2位は、日本のチームCoccoloだった。

 手話の音声化技術については、最近American Society of Engineering EducationのGulf Southwest Annual Conferenceで1位となった、ヒューストン大学の学生チームによる「MyVoice」というプロジェクトもある。

 MyVoiceはマイクやスピーカー、ビデオカメラなどを内蔵したコンセプトデバイスで、手話の動きを感知してこれを音声化する。また、小型プロジェクターも搭載しているため、声を手話に変換して手話を表示することも可能だという。

運転中のケータイ操作を阻むシステム、インドで開発

 運転中のケータイ操作を阻むシステムを、インドの研究者達が開発したそうだ

 このシステムはRFID技術を利用したもので、クルマの走行中にドライバーが携帯電話を使おうとすると妨害装置が作動し、ドライバーの電話のみをブロックする。同乗者は通話もメールも、通常通り行えるそうだ。

 しかし、“非常時に警察などに連絡する必要があるが、走行を停止できない”ようなケースもあり得るため、実用化は難しいかもしれない。

Facebookのヨガ講師がクビに――ケータイ禁止のせいか

 Facebookでヨガを教えていたインストラクターが、レッスン中のケータイ使用を禁じたためにクビになったそうだ

 ヨガインストラクターのAlice Van Nessさんは、レッスン中はケータイを切っておくよう指示するのを常としている。3月にFacebookのメンローパーク本社で、社員を対象としたクラスを持つようになった時も、このポリシーを貫いた。ところが1人の社員が、レッスンのさなかにケータイ操作を開始。Van Nessさんが避難の目を向けると、教室を出て行ったという。そして先月、彼女は雇い主であるPlus One Health Managementから、「クライアントが特に求めた時以外、ノーと言うな」といった主旨の通告を受け、解雇されてしまった。

 Van Nessさんは、彼女の「レッスン中はケータイ禁止」という指示のせいだと考えており、「30分程度も我慢できないほどのことなのか」と疑問を呈している。Facebookからのコメントはないそうだ。

過度な飲酒は老化のもと――ショック療法アプリが登場

 アルコールを飲み過ぎると、10年後にどんな顔になってしまうかを知らせてくれるスマートフォンアプリ「Drinking Time Machine」をDaily Mailが紹介している。

 もともとは、スコットランド政府が「Alcohol Behaviour Change」キャンペーンの一環として、期間限定で無料配布したアプリ。その後、App Storeで有料配信(85円)されている。

 過度な飲酒が老化現象を促進させることを、ショッキングなビジュアルで啓蒙するアプリで、たしかにアンジェリーナ・ジョリーもひどいありさまになっている。ベッカムなど、男性陣にはそれほど大幅な変化は感じられないのに対し、女性の方はフェイスラインの崩れ、シワの増加で印象が驚くほど変わっている。若い人ほど無惨な状態。マドンナは比較的変化なし、と言ったら失礼だろうか。

 自分で試してみるのは怖いかもしれないが、嫌いな人物の写真だったらストレス解消になるかもしれない。

言うこと聞くとお菓子がもらえる、豪のヘンな自販機

Photo 無料のお菓子をもらうため、がんばってボタンを押すご婦人

 本日の“モバイルとは関係ないんですが”シリーズ。無料のスナックをもらうのに、あなたはどこまでやりますか――。そんな、人間の欲望(?)をテストする自動販売機がオーストラリアに登場したそうだ

 Clemenger BBDO Adelaideが開発したもので、自販機の指示に従うとFantastic Delitesという米ベースのスナックがもらえるという仕組み。最初は「ボタンを100回押す」というような、「そのくらいやってもいいか」な指示だったものが、「5000回」など、どんどんエスカレートしていく。チャレンジャーたちがひざまづいたり、踊ったりして指示に従う様子と、それを見守って応援する人たちの映像が楽しい。

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