ディスプレイ付きで洗濯もOK!――ハイテクTシャツのプロトタイプ海外モバイルニュースピックアップ

» 2012年08月24日 23時05分 公開
[中野恵美子,ITmedia]

ディスプレイ付きで洗濯もOK!――ハイテクTシャツのプロトタイプ

 洗濯できるハイテクTシャツ「TShirtOS」が登場した

 胸の部分にLEDディスプレイを装備しており、携帯電話から送信したメッセージや画像などを表示できる。CuteCurcuitが製作したプロトタイプ段階のアイテムではあるが、今回、このTシャツを着て夜のロンドンに繰り出した2人の男性の冒険を紹介するプロモーション映像が公開された。

 Tシャツ自体にもカメラが搭載され、Tシャツを覗き込む人々の顔や表情も記録できる、というコンセプト。製品化されたら楽しいだろうなぁ、と思わせるアイテムだ。

ロバの背に揺られながらネットを楽しめる――イスラエルの観光地で

 イスラエルの観光地Kfar Kedemでは、無線ルータを装備したロバの背に揺られながら、ネット接続を楽しみつつ散策ができるそうだ

 Kfar Kedemは2000年ほど昔のガリラヤの雰囲気が堪能できる村。旧約聖書の時代にタイムスリップしたような感覚が味わえ、当時の暮らしの様子なども知ることができる。

 そういう場所でインターネット接続が必要なのかどうか、若干疑問を感じるが、ロバの首には無線ルータがぶらさがっており、観光客はWebをチェックしながら村を周遊できる。

 この村の管理者であるMenachem Goldbergさんは、訪問者が写真を撮り、Facebookにアップロードすることを歓迎。また、観光客も自分の体験を家族や友人とシェアできることを、楽しんでいるようだ。

iMacをタッチスクリーン化――「Zorro Macsk」

 iMacをタッチスクリーン化するツール「Zorro Macsk」が登場した。Amazon.comでは199ドルで購入できる。

 iMacにかぶせる枠のような形状のツールで、設置したらUSBケーブルをポートに差し込むだけでOK。Mac OSのPNPをサポートしているため、ドライバ等は不要だ。赤外線技術を活用して、すぐにiMacをタッチスクリーン化できる。カラーバリエーションはブラック、ピンク、シルバーという3色展開。映像を見る限り、サクサク動いていて面白い製品だ。

米大統領選を題材にしたスマホ向けゲーム「VOTE!!!」

 大統領の座を争うオバマ大統領とミット・ロムニー氏を題材にした、iOS向けゲーム「VOTE!!!」が登場した。App Storeから無料でダウンロードできる。

 VOTE!!!は、ホワイトハウスを目指して2人がバトルを繰り広げるゲームで、「武器」や衣装を選ぶこともできる。武器にはマイクのほか、アイスクリームのコーンなど、思わず吹き出すようなものが多数。ゲーム中、2人は舌戦ならぬ肉弾戦を繰り広げるのだが、衣装や手持ちの武器が何ともユニークだ。

Photo 壮絶なバトルが繰り広げられる

ノルウェー王太子妃の息子、ロイヤルファミリーの居場所をさらす

 英国のハリー王子のあられもないヌード写真が流出し、ロイヤルファミリーの怒りは、本人ばかりでなくボディガードやセキュリティチームにも向けられているそうだ。確かに写真から王子の肉体をガードできなかったのだから、もっともだろう。

 そんなおり、今度はノルウェーのメッテ=マリット王太子妃の息子マリウス君(王太子との婚姻前にもうけた子ども)が、ノルウェー王室のセキュリティを危機にさらした、という話題が浮上した。マリウス君は自分の携帯で撮影した写真をInstagramに大量にアップロードしたのだが、画像にはGPS情報が含まれており、ノルウェーのロイヤルファミリーの居場所が容易に特定されてしまうことが分かったのだ。

 写真はその後削除されたが、ヌード写真よりこちらの方が、ある意味深刻な問題といえるかもしれない。

運転中のケータイ利用禁止は効果ナシ?

 運転中のケータイ利用を禁止しても、あまり効果がないかもしれない――。MITが、こんな調査結果を発表した。運転中にケータイ操作するような人は、そもそも安全なドライバーではないから、というのがその理由だ。

 ケータイを一切持ち込まない状態で、「かなり頻繁にケータイを利用する」という人たちと、使うとしても月に1、2度、ハンズフリーで少し話すだけという「めったに利用しない」人たちに運転してもらい、その内容を比較したところ、頻繁組の方が平均で4.4キロ高速で運転し、レーンの変更も滅多に使わない派の2倍、ブレーキ操作も乱暴、という結果が得られたという。

 実際、携帯電話を禁じても衝突事故の件数にそれほど違いはみられないそうで、今回の調査は、その理由の一端を解明したといえる。ケータイ操作が運転に必要な注意力をそぐことは間違いないが、それを理解していながら、ついつい頻繁に使ってしまうドライバーの気持ちの方が問題なのだろう。

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