NTTアイティが9月12日から、スマートデバイスを活用したクラウド型Web会議サービス「ミーティングプラザMD」をリリースする。会議用の資料をスマートデバイスに配信することで、ペーパーレス化を実現。参加者の顔と資料を異なるデバイスに表示することで、資料を見やすくした。
同社が従来提供していたWeb会議サービスでは、PCに参加者の顔画像と共有資料を同時に表示していたため、資料も顔も小さく見づらかったという。新サービスではPCに顔画像、スマートデバイスに会議資料を表示することで視認性を向上させた。
サービスの利用にあたってアプリのインストールは不要なため、個人の私物タブレットでも会議に参加できる。また、会議の資料はQRコードを通じて配信できるため、社内会議のほかにも講演会やセミナーなど、幅広いシーンで利用できるという。
サービスは(1)会議主催者がMPサーバのWeb画面で会議を予約(2)会議の開催時間内のみ有効なQRコードとURLリンクが会議主催者と会議参加者に自動配信(3)会議当日、各会議会場にQRコードを掲示(4)発表者はサービスに接続後、Windows PCから会議資料を開き、共有ボタンを押す(5)会議参加者は、タブレットでQRコードを読みとり、会議資料を取得し、スマートデバイスに表示 というフローで利用できる。
対応端末はブラウザ機能を持つiPad、iPhone、Androidタブレット/スマートフォン、Windows PC、Macなど。利用料金は初期費用が3万円(5地点を接続する使用時間無制限プラン)、月額基本料として4万5000円(5地点を接続するWeb会議の料金)とスマートデバイス1台あたり1500円がかかる。
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