個人のスマホ所有率が4割に、利用端末はiPhoneがトップ――インターネットメディア総研調べ調査リポート

» 2012年11月20日 17時47分 公開
[ITmedia]

 インターネットメディア総合研究所の調査で、スマートフォンの所有率がほぼ4割(39.8%)に達したことが分かった。10月の22.9%、2012年5月の29.9%から大きく上昇しており、20代男性(58.9%)、20代女性(58.5%)、30代男性(53.7%)、10代男性(51.7%)の利用率が高いという。また、非所有者についても65.5%が利用を検討しているなど、今後も拡大傾向は続くとみられる。

 使用機種はiPhoneシリーズ(31.5%)がトップとなり、AQUOS PHONEシリーズ(12.1%)、XPERIAシリーズ(12.0%)、GALAXYシリーズ(7.2%)、Arrowsシリーズ(6.0%)と続いた。OSシェアは、Androidが66.4%、iOSが33.1%で、Androidは2011年から5.5ポイント上昇している。

 企業の利用動向については、利用している(トライアルやBYODも含む)という回答は41.7%に達し、2011年から18.5ポイント上昇。タブレットは34.2%となった。両デバイスともに2011年の調査時に比べて2倍近い比率になるなど、急速に普及が拡大していることが分かる。

 導入企業のうち、個人所有の端末を業務で利用しているという回答は、スマートフォンが30.5%、タブレットが21.3%だった。今後、新規または追加で導入を検討する企業のうち、BYODの導入を検討しているという回答は、スマートフォンが29.0%、タブレットが26.7%となっている。


 個人の調査は、スマートフォン・フィーチャーフォンを通じてインターネットを利用する13歳以上の男女を対象に実施したもの。有効回答数は、主にフィーチャーフォンを使っているユーザーが1623、主にスマートフォンを使っているユーザーが1639。調査期間は10月5日から10月15日。

 企業の調査は、モバイル機器の導入決裁権者または決済関与者で有効回答数は1795。調査期間は9月18日から9月24日。

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