ボーナスが支給された人のうち、支給額に不満を感じた79人を対象に、「ボーナスの支給額を受け、転職を考えたか」と尋ねたところ、33%が「転職を考えた」と回答。20年夏のボーナス調査では18%だったので、転職を考える人が14%増加した。
同様に、ボーナスが支給されなかった人に転職を考えたか調査したところ、32%が「転職を考えた」と答えた。こちらも夏に比べて転職希望者が7%アップした。
コロナ禍における給与カットが懸念されている一方、少なくとも今回の事務職を対象にした調査では、コロナの影響を理由にしたボーナスカットは一部にとどまった。しかし、転職希望者が増加していることから、会社に対する不安や懸念を感じ取っている事務職が増えていることが見て取れる。
なお、調査期間は20年12月25日〜29日。調査対象の内訳は、IT事務(18人)、医療事務(5人)、一般事務(83人)、貿易事務(4人)、営業事務(25人)、経理事務(18人)、人事事務(7人)、総務事務(12人)、歯科事務(1人)、調剤薬局事務(4人)介護事務(2人)、その他(21人)だった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング