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» 2021年06月27日 08時00分 公開

ホリエモンが「自分より“他人の可能性”」に投資する理由 自分の限界はたかが知れている堀江流・経営者に必要な『やりきる力』(4/4 ページ)

[堀江 貴文,ITmedia]
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他人にお金を使いまくれ!

 そもそも僕は、「自分への投資」という言葉があまり好きではない。未熟な能力を伸ばすために自分に投資することは悪いことではないけれど、そのリターンなんて、たかが知れている。それより投資すべきは「他人」に対してだ。

 賢いお金の使い先を聞かれたら、「他人に金を使いまくれ!」と答えたい。

 他人にお金を使えば、自分の力では手に入らない“未知のリターン”が返ってくる。だから、ビジネスで大きく儲(もう)けている人はみんな、若い人や有能なスタッフにガンガンお金を投じている。お金持ちほど、自分の収入が増えることには無頓着なのだ。

 自分への投資と言いながら、目的が定まらないまま、英語や法律の勉強をしている若者がたくさんいる。それが楽しいのならいいけれど、つらいことを無理やり続けて何になるのだろうか。それよりも、英語がペラペラの通訳や、弁護士を雇ったほうが早いんじゃないか? アウトプットのレベルも確実に高いだろう。

 まず、自分が本当に目指すべき目標が何なのか、それを明確にするべきだ。それでこそ、あなたの中にやりきるエネルギーが生まれてくるだろう。そしてその目標の延長線上に英語や法律がないのなら、その勉強は投資とは呼べない。

 豊かな人生を過ごしたい。誰でもそう思う。でも多くの人は、思い付きで底の浅い自己投資で、お金を枯渇させている。

 他人の能力にお金を払って、やりたいことを手伝ってもらったり、そこから仲間になって一緒に遊ぶ。それが、一番確実なリターンの見込める投資ではないだろうか。

(2020年1月、山崎裕一撮影)
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