法人会員向けに与信管理ASPクラウドサービスを提供するリスクモンスター(東京都中央区)は、第1回「借金王ランキング」の調査結果を発表。決算短信記載の有利子負債をもとに集計したところ、上位20社の6割が年商以上の有利子負債を有することが明らかになった。
借金王ランキングの1位は「トヨタ自動車」で、有利子負債は25兆6596億円だった。続く2位は「ソフトバンクグループ」(有利子負債18兆5130億円)、3位は「本田技研工業」(同7兆7210億円)という結果になった。
上位20社の業種としては、自動車製造業、物品賃貸業、通信業、各種商品卸売業、電気小売業が各3社ずつランクイン。自動車製造業と通信業は上位7社までに3社ずつランクインしており、有利子負債の多さが目立つ結果となった。
また上位20社で売上規模と有利子負債を比較したところ、上位20社のうち12社が年商以上の有利子負債を有する結果となった。上位企業には装置産業が多く、設備投資に要する借入金がかさみやすいことが要因と考えられる。
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