古今東西の電子書籍端末をショーケース風に紹介する「電子書籍端末ショーケース」。今回は、AmazonのKindleシリーズからローエンドに位置する一台を紹介。
E Ink電子ペーパーを採用したAmazonの電子書籍端末「Kindle」のエントリーモデル。同時期に販売されるKindleの電子ペーパー端末3製品の中では最も低解像度(167ppi)、また電子ペーパーもCartaの一世代前のPearlを採用するなど、スペック的には最もローエンドに位置するが、キャンペーン情報つきモデルで6980円から購入できるリーズナブルさが特徴。
国内未発売のタッチ非対応モデルKindle 4の後継に当たるが、本製品はタッチ入力にも対応し、フロントライトを搭載しないことを除けば上位モデルのKindle Paperwhiteとインタフェースはほぼ同様。ボディはKindle PaperwhiteやKindle Voyageとは異なるデザインで、同時期にリリースされたタブレット「Fire HD 6」「Fire HD 7」に似た意匠が見られる。
従来モデルで搭載されていたPage Flip機能や単語帳機能はもちろん、本製品のリリースとほぼ同じ時期に提供が始まった英単語の同義語表示機能「Word wise」、登場人物やキーワードを本文から抽出してリスト表示する「X-Ray」機能などにも対応する。本体色はブラックのみ、価格の安いキャンペーン情報つきモデルをラインアップするが、他の2製品と異なり3Gモデルは用意されない。
メーカー | Amazon |
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国内発売時期 | 2014年10月 |
発売時価格 | 6980円(キャンペーン情報つき) 、8980円(キャンペーン情報なし) |
専用/汎用 | 専用 |
OS | Kindle OS |
OSバージョン | 5.6.1.0.6 |
サイズ(※最厚部) | 119(幅)×169(奥行き)×10.2(高さ)ミリ |
重量 | 約191グラム |
解像度 | 600×800ドット |
ディスプレイ | 電子ペーパー(E Ink) |
カラー/白黒 | モノクロ16階調 |
画面サイズ | 6インチ |
通信方式 | 802.11 b/g/n |
Bluetooth | なし |
内蔵ストレージ | 4Gバイト(ユーザー利用可能領域は3Gバイト) |
メモリカードスロット | なし |
バッテリ持続時間(メーカー公称値) | 4週間(ワイヤレス接続オフ、1日30分使用時) |
タッチ操作 | 対応 |
対応フォーマット | Kindleフォーマット8(AZW3)、Kindle(AZW)、TXT、PDF、保護されていないMOBI、PRC。HTML、DOC、DOCX、JPEG、GIF、PNG、BMPは変換して対応 |
コネクタ | USB(microB) |
電子書籍ストア | Kindleストア |
その他 | - |
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