「それは私の仕事ではありません」ディルバート(386)

ここから先は、向こうの部署の仕事でしょ……なんて話はよくあると思います。今回ディルバートがボスに押しつけられそうになった仕事とは?

» 2015年02月26日 08時00分 公開
[スコット・アダムス,ITmedia]
photo 職場のバトルファイターたち! 「ディルバート」登場人物紹介

その作業は私の業務範囲内ではありません

なんだと!?


上司に向かって業務範囲内がどうのなんて絶対に言ってはならん!


機転が利く起業家じゃなくて、泣き言ばかり言う負け犬に聞こえるぞ


新しいチャレンジは己を成長させるということも忘れてはいかん


もっと自由な発想を。それが“偉大”へのカギだ


では、あなたによると、偉大になるためには間違った人間に間違った仕事を与えるのが最善の方法ということですか?


他に偉大になるためにしなきゃいけないアホなことあります? それとも1つで十分?


庭の芝生を刈ってくれる人見つかったかい?

もうちょっとで。ヤツが抵抗するもんでね


  


 ってか、さすがに抵抗するでしょ、それは。

 Think outside the box(think out of the box)とは、直訳すると「箱の外で考える」。つまり、狭い箱の中のような既成の枠にとらわれず、自由に考える必要があるという意味です。1960年代後半から1970年代のアメリカのビジネス界で使われ始めたそうで、特にボスの大好きなマネジメント・コンサルの講師などが乱用する表現ですが、この「箱」は本来「四角」から来ているという説があります。

 「9個の点を電卓のキーのように3×3で並べ、一筆書きで4本の直線を使ってすべての点を通るようにしなさい」というクイズを聞いた事ある方は大勢いると思います。正解を導くには四角の内側だけでは無理で、直線を四角の外まで伸ばさなければいけないところから、コンサル達が受講者に出題し“you need to think outside the box”と説いたと言われています。

 ちなみに、その回答は「think outside the box」の図を検索すると出てきますのでお楽しみあれ。

[翻訳・解説:Yvonne Chang]


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