2位 ソニーの有機ELテレビ「XEL-1」、新世代画質の秘密
3位 デジタル家電の2007年を振り返る(テレビ/レコーダー編)
4位 コインを振り分ける“からくり貯金装置”「コインコロン」
6位 「すべて高音質で」の欲張りさんも満足――ソニー「TA-DA5300ES」
7位 リーズナブルなお掃除ロボ「FALTIMA 030」はどれだけ“使える”か?
10位 “超薄型”競争に先制パンチ――“Wooo”UTシリーズ
年末の足音が聞こえ始めた影響か、ソニーの有機ELテレビ「XEL-1」や日立製作所の“超薄型”液晶テレビ「“Wooo” UTシリーズ」、HDMI 1.3a対応AVアンプといった比較的高額な製品のインタビューやレビューが関心を集めた。モノがモノだけに、購入前にはじっくり下調べといったところだろうか。
HDMI 1.3a対応AVアンプについては、ランクインした2製品のほか、パイオニア「VSA-LX70」、ヤマハ「DSP-AX3800」、マランツ「SR7002」、デノン「AVC-2808」と4製品レビューを掲載済みなので、実売20万円程度で選ぼうと考えているひとの参考になれば幸いだ。
ついつい「HDMI 1.3a対応」と口にしてしまいがちだが、HDMIのライセンス供与を行うHDMI licensing, LLCのガイドラインによると、「1.3a」のようなバージョンナンバーはあくまでも技術仕様のナンバーで、メーカーは製品に応じて各種機能を取捨選択して実装できる。そのため、「HDMI 1.3a」と表示されている製品が、HDMI 1.3aで実現可能な機能をすべて実装している訳ではないことには注意が必要だ。
上で紹介した製品ならばHDオーディオへの対応などAVアンプに求められる要件はほぼ満たしているが、他社製品とも接続可能な機器間制御機能といったやや特殊な機能については対応する機種としない機種がある(オンキヨーの「TX-SA805」はビエラリンクに対応するがこうした機種は少数派)。やはり、詳細については購入前にカタログや店頭などで確認する必要があるだろう。
ちなみに、この分かりにくさはあと1年近く続く予定だ。10月16日付けのガイドラインはHDMIのバージョンを表記する際、対応するHDMIの機能を併記することが要求しているが、混乱を避けるため1年間の猶予が設けられているからだ。2008年10月16日以降に出荷開始されるHDMI搭載製品、資料、説明書にはガイドラインに沿った表記が行われることになる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR