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» 2014年02月21日 22時46分 公開

ついに「オーディオファンの視点で開発したNAS」が登場――バッファローが新ブランド“DELA”を立ち上げ(2/2 ページ)

[ITmedia]
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使い勝手もオーディオ機器

 ビジネス向けであれば、NASは常時通電しているのが普通だ。このため、起動や終了時の処理に時間がかかっても、あまり文句を言う人はいない。しかし家電やオーディオ機器では、“使いたいときだけ使う”ことが当たり前のため、起動に時間がかかることはユーザーの不満に繋がる。また電源を切る際も終了処理が必要だが、「例えばアンプのサービスコンセントにNASを接続したため、アンプの電源を切った途端、電源供給が止まって壊れてしまうケースもあった」。

 このため新製品では、まず起動時間の短縮を目指した。上記のように電源を強化し、電源ボタンを押したらすぐに各部へ電力供給が始まる。また、システムと組み合わせるSSDやHDDを限定し、汎用性を犠牲にすることでソフトウェアを「カリカリにチューニング」(同社)。これにより、電源ボタンを押してから、150秒後にはオーディオストリームの送信が始まるようになった。さらにファームウェアをNANDフラッシュに格納することにより、電源を“ぶち切り”されても壊れない仕様になっている。

有機ELディスプレイの搭載により、「PCなしですべての設定が行える」(同社)

 前面に有機ELディスプレイを備え、動作状況やIPアドレスなどを確認できるようにするとともに、NASに関する設定をすべてPCなしでも行えるようにした。音楽配信中は楽曲名表示も可能だ(日本語対応)。

 LAN端子は2つあり、片方(PLAYER端子)はプレーヤーとNASを直結するためのものだ。このほか、容量拡張用のUSB 3.0端子、バックアップ用のUSB 3.0端子、データ取り込み用の汎用USB 3.0端子を備えた。なお、NAS製品はどちらも受注生産品で、オーディオ専門店および直販サイト「バッファローダイレクト」で取り扱う。

ネットワークプレーヤーを直結するためのLANポートも用意している

型番 N1A N1Z
メディアサーバ Twonky Media Server
サポートファイル DSF、DFF、FLAC、WAV、ALAC、AIFF、AAC、MP3、WMA、OGG、リニアPCM
入出力端子 LAN(1000BASE-T)×2、USB 3.0×3、汎用USB 2.0端子(データ取り込み用) LAN(1000BASE-T)×2、USB 3.0×3、電源出力端子(USB 2.0、電源供給専用)
アース端子 アース対応ネジ 専用アース端子
電源コネクター 3Pインレット
本体サイズ 430(幅)×60(高さ)×350(奥行き)ミリ 350(幅)×60(高さ)×370(奥行き)ミリ
重量 7キログラム
カラー シルバー(フロントヘアライン仕上げ) シルバー(フロントブラスト仕上げ)
価格 10万円台半ば〜20万円弱 70万円台半ばから80万円弱
発売日 3月下旬

 同時にリリースされたLANケーブル「C1AE」は、0.5メートル、1メートル、2メートル、3メートルの4タイプをラインアップする。いずれも単線仕様に二重シールドのカテゴリー7ケーブルで、ツメが折れない専用デザインの金メッキプラグを備えた。さらに、ケーブルはメッシュ被膜により絡みにくく、また太くても柔軟に曲がるなど使い勝手にこだわった仕様になっている。価格はオープンで、4000円から5000円の価格帯になる見込み。

ハイレゾ再生用LANケーブル「C1AE」

 なお、今後の「DELA」製品展開については、「われわれの製品では、例えばUSBメモリやUSB外付けHDDなどもオーディオ用途に使われている。そしてほとんどの製品にオーディオユーザーが不満を抱えているはず。今度もUSBやLANといった技術を使い、さまざまな製品を手がけていく可能がはある」(荒木氏)と話していた。

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